- 作者:不破 哲三
- 発売日: 2017/01/15
- メディア: 単行本
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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
日本共産党大会に参加する野党。
日本の報道機関における「慰安婦像」の呼称は?
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2017年1月12日01:00 産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】韓国の自己中心性には、毎度のことながらあきれる
日本総領事館前の道路に設置された慰安婦像=韓国・釜山(名村隆寛撮影)
韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことに対し、日本政府が駐韓大使らを一時帰国させるなどの措置を取ったことに関する韓国側の反応が、韓国らしくて興味深い。
「状況悪化を招きかねない言動は、自制することが望ましい」
職務停止状態の朴槿恵大統領の代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)首相は10日の閣議で、こう日韓双方に抑制的な対応を求め、慰安婦問題にかかわる日韓合意の精神を尊重するよう呼びかけた。
だが、公館の安寧や威厳を守る責務を定めたウィーン条約に抵触し、日韓合意にも反する慰安婦像の設置を黙認しているのは韓国側であり、日本側は合意を順守している。
韓国の中央日報も7日付の社説で「(日韓)双方とも過ちを犯している」と決め付け、こう書いていた。
「(釜山の慰安婦像は)韓国当局はこれを防ごうとしたが、爆発直前の世論に押されたのだ。これを勘案せずに直ちに日本大使召還という超強硬対応を見せたことで、日本政府は両国間の葛藤を深めた」
けんか両成敗ないし日本側が悪いという論調だが、韓国側の誤った認識に基づく世論の沸騰が、国際条約や約束より優先されるという理屈は世界で通用しない。外国が、自国の世論を勘案して当然という自己中心性には、毎度のことながらあきれる。
哲学者、ニーチェは人間のうぬぼれについて次のように指摘しているが、まるでかの国のことを述べているかのようである。
「癇癪を起こし、他の人々に侮辱を加えておきながら、その際第一に、自分のことを悪く取らないでもらいたいと要求したり、第二に、こんなに烈しい発作に襲われたのだから自分に同情してもらいたいなどと要求したりする人々がいる」
つくづく厄介な隣人だと思うが、もっと深刻な問題がある。慰安婦像設置の背景に、親北朝鮮勢力の暗躍があることはかねて指摘されているにもかかわらず、韓国政府も韓国世論もその点を軽視しているように見えることである。
それどころか、9日付の韓国紙、朝鮮日報によると次期大統領の有力候補全員の陣営が、既に設置された慰安婦像について「建てられた以上維持すべきだ」との意見であるという。
また、共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)国会議員、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、李在明(イ・ジェミョン)城南市長らはいずれも日韓合意の無効化や再交渉を主張している。
高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備とりやめ、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄など、北朝鮮が喜ぶばかりの政策も有力候補らは堂々と掲げている。李氏は「日本は敵性国家」とも断じており、誰が大統領になるにしろ韓国の従中、反米・反日、親北の左派路線は今後、ますます強まりそうで、在韓米軍の撤退すら現実味を帯びてきそうだ。
北朝鮮の金日成主席は1980年、南北統一の方策として「高麗民主連邦共和国制」を提案し、その前提条件として(1)朝鮮半島の緊張緩和(2)米国の干渉中止(3)韓国の民主化実現−の3点を挙げた。
やはり北朝鮮の影がちらつく朴大統領の退陣を求める大規模デモが、民主化した韓国の姿だとすれば、この3つの条件はほとんど満たされつつあるのではないか。慰安婦像一つ撤去できない韓国の現状を見ても、親北勢力の暗躍、跋扈は当分続きそうである。(論説委員兼政治部編集委員)」
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1月12日 15:40 産経ニュース【釜山・慰安婦像設置】民団トップが撤去求める 「私たち在日同胞の切実な思い」
韓国・釜山の日本総領事館前の道路に設置された慰安婦像=2016年12月30日(名村隆寛撮影)
在日本大韓民国民団(民団)は12日昼、都内のホテルで新年会を開き、呉公太(オ・ゴンテ)団長が韓国・釜山の総領事館前に設置された慰安婦像について「撤去すべきだというのが、私たち在日同胞の共通した切実な思いだ」と述べた。その上で「(韓国)国民の冷静かつ賢明な判断と、日本政府の冷静な対処を望む」とし、一昨年12月の慰安婦問題に関する日韓合意を堅持すべきだとの考えを示した。
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1月12日 産経ニュース「【釜山・慰安婦像設置】共産・小池晃書記局長、民団新年会で「日本政府は元慰安婦に誠実な謝罪を」 地方参政権実現も主張
共産党の小池晃書記局長(斎藤良雄撮影)
在日本大韓民国民団(民団)は12日昼、都内のホテルで新年会を開いた。出席した共産党の小池晃書記局長は慰安婦問題に関し「日本政府は、過去に元慰安婦の人権を著しく侵害したことへの誠実な謝罪が必要だ」と強調した。韓国・釜山の総領事館前の慰安婦像設置には言及しなかった。
また、小池氏は永住外国人地方参政権付与について「超党派で力を合わせ、実現に向けた努力を続ける」と述べた。社民党の福島瑞穂副党首も「今年、地方参政権の問題を一歩進められるよう国会議員や民団の皆さんとやっていきたい」とあいさつした。
日韓議員連盟会長の額賀福志郎元財務相(自民)は、日本政府が慰安婦像設置への対抗措置として駐韓大使らを一時帰国させたことを「国と国との約束(慰安婦問題に関する日韓合意)を守っていくために初心に帰ってがんばろうというというメッセージだ」と語った。」
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1月15日19:51 産経ニュース「【共産党大会】共産党大会、初の他党幹部参加 民進など3党…志位和夫委員長「本気の共闘で政権打倒」
共産党の第27回党大会で民進、自由、社民3党の幹部が初めて来賓として出席、壇上で手をつなぐ(左から)民進党の安住淳代表代行、共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎代表、社民党の吉田忠智党首=15日午後、静岡県熱海市の共産党伊豆学習会館(酒巻俊介撮影)
共産党の第27回党大会が15日、静岡県熱海市の党員研修施設「伊豆学習会館」で開幕した。大会には民進、自由、社民3党の幹部が出席した。他党幹部が参加するのは初めて。
志位和夫委員長は大会決議案に関する中央委員会報告で「共産党を除くという『壁』は崩壊した」と強調。次の衆院選で4野党の共闘を進め、安倍晋三政権の打倒と将来の野党連合政権の樹立を呼びかけた。
大会には党員約1千人が出席。志位氏は「野党と市民が本気の共闘に乗り出せば、必ず安倍政権を打倒できる」と訴えた。
民進党の安住淳代表代行は「政策に隔たりがあるが、一定の幅の中に寄せ合うことは可能。その先に候補一本化など選挙協力の形がみえてくる」と述べた。志位氏は大会で、次期衆院選の比例代表で850万票を獲得し、選挙区では15の「必勝区」などで党公認候補の勝利を目指す目標を掲げた。党大会の開催は3年ぶり。会期は4日間。」
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1月15日20:21 産経ニュース【共産党大会】「特別の歴史的意義を持つ大会だ」 志位和夫委員長あいさつ(要旨)
共産党の第27回党大会で講演する志位和夫委員長=15日午後、静岡県熱海市の共産党伊豆学習会館(酒巻俊介撮影)
共産党の第27回党大会が15日、静岡県熱海市の静岡県熱海市の党員研修施設「伊豆学習会館」で、3年ぶりに4日間の日程で開幕した。野党共闘の流れを反映し、95年間の党史上初めて、他党として民進、自由、社民3党が出席する歴史的な大会となった。
共産党の志位和夫委員長による大会冒頭のあいさつ要旨は以下の通り。
今回の大会には、この共闘にともに取り組んでいる多くの友人の皆さんを来賓としてお招きしている。政党では民進党、自由党、社民党、(参院会派の)沖縄の風。野党共闘をともに戦っている3野党1会派の代表の方々から、この後ごあいさつをいただく。
日本共産党は党をつくって今年で95年となった。長い党の歴史でも党大会に他の政党の方をお招きしてごあいさつをいただくのは今回が初めてだ。大変うれしいことだ。
国民運動・市民運動の代表の皆さんもお招きしている。古くから肩を並べて戦ってきた友人とともに、この間の共闘でご一緒してきた新しい友人、総がかり行動実行委員会、安保法制廃止と立憲主義の回復を求める市民連合、首都圏反原発連合…の代表の方々からもごあいさつをいただく予定だ。
外国の政党組織、地方自治体の首長、諸団体の代表から沢山のメッセージをいただいている。
この間、野党と市民の共闘で勝利を勝ち取った3つの県の知事の皆さん。沖縄県の翁長雄志知事、岩手県の達増拓也知事、新潟県の米山隆一知事から心のこもったメッセージを寄せていただいた(中略)。
この大会はわが党の歴史の中でも特別の歴史的意義を持つ大会だ。
大会決議案の冒頭で、「安倍自公政権とその補完勢力に野党と市民の共闘が対決する日本の政治の新しい時代が始まった」。こう述べている。
この党大会の主題を一言で述べるなら、開始された日本の政治の新しい時代をいかにしてさらに前に動かすか。日本の政治の新しい時代を前に動かすため、各分野で国民の戦いをどのように発展させていくか。野党と市民の共闘をどうやって前進させていくか。総選挙をはじめとする国政選挙、地方選挙にどう立ち向かうか。強く大きな日本共産党をどう建設していくか。
これらを明らかにすることに党大会の主体がある。大会決議案はこの主体に関わり、党綱領をふまえ、国内外の情勢の全面的分析のうえにたって、わが党の進むべき道を全面的に明らかにする文書となっていると確信する。
皆さん、この大会は次の2つの任務を担っているっている。
第1は党大会決議案を練り上げ、つくりあげていく。全党の英知をもってさらに豊かに深め、立派に仕上げようではありませんか。
第2は新しい中央委員会を選出することだ。将来性のある若い幹部を抜擢(ばってき)したが、党大会でも新鮮な皆さん、わが党の未来にとって希望だ。皆さん。この党大会を新しいものに動かすために、大成功させようではありませんか。」
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2月4日 産経ニュース「【釜山・慰安婦像設置】政府「慰安婦像」に呼称統一で各社の報道は? 朝日、読売は従来通り 毎日、日経、東京は報じず 「少女像」なお散見
昨年12月30日、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像。後ろでは支援者らが「われわれが勝った。少女像を守ろう」と書かれたプラカードを掲げた(ロイター)
ソウルの日本大使館前や釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像の呼称をめぐり、日本政府が3日に「慰安婦像」に統一する方針を示したが、新聞各社の報道ぶりに、少なくとも初日に変化はみられなかった。
朝日新聞は、4日付朝刊4面で政府方針を報じた上で「慰安婦問題を象徴する少女像」と従来の呼称を使用した。読売新聞も同日付朝刊4面の2段記事で、朝日新聞より大きく報じたものの、像の呼称は従来通り「慰安婦を象徴する少女像」とした。
毎日、日経、東京の3紙は、呼称統一について4日付朝刊の紙面では報じなかった。過去の報道では、毎日が「慰安婦を象徴する少女像」、日経は「従軍慰安婦問題を象徴する少女像」、東京は「旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像」などと報じている。
慰安婦像の呼称をめぐって、政府はこれまで「慰安婦の少女像」や「慰安婦像」などを混在して使っていた。韓国側には慰安婦像を「少女像」とすることで、旧日本軍の残虐性を強調する狙いがある。このため、自民党内から政府が「慰安婦の少女像」と呼ぶことは不適切との指摘が出ていた。」
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