☴30〕─2─韓国は、反日として、日本の金融支援を愚弄し、日韓通貨スワップ交渉を拒否した。~No.167No.168No.169 @ 

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 朴政権崩壊と日韓スワップ交渉再開は凍結状態。
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 2017年2月25日 産経ニュース「【経済インサイド】日韓スワップ交渉停止で都合の悪い真実とは 韓国メディア、麻生太郎財務相の正論「妄言」よばわり
 韓国・ソウルの外貨両替所の屋外に掲げられた外国為替レートを示す看板。韓国では通貨ウォン暴落や外貨流出のリスクがくすぶっている(AP)
 政府が韓国・釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置の対抗措置として、日韓通貨交換(スワップ)協定再開に向けた協議を中断したことにからみ、韓国メディアが麻生太郎財務相の発言に猛反発、“妄言”と一斉非難した。麻生氏は会見で、2年前に韓国が日本の再三の忠告を無視して一方的に協定を打ち切ったことも明らかにしたが、自分たちに都合の悪い真実は耳に入らないようだ。
(※2月14日にアップされた記事を再掲載しています)
「貸した金返らない」
 韓国メディアがかみついたのは、1月10日の麻生氏の閣議後の記者会見での発言だ。
 「信頼関係で成り立ってますので、約束した話を守られないと貸した金も返ってこない可能性もある。私どもとしては少なくともスワップやるやらないの話で信用関係ができ上がらなくなってきている。難しくなってきている」
 麻生氏は協議再開の見通しについてこう述べた。
 慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意を無視するような韓国側の態度を見ると、至極真っ当な意見に思えるが、韓国メディアはそう感じなかったらしい。
 11日の中央日報日本語版(電子版)は「『韓国は信頼できない国』というニュアンスを強く漂わせた発言」と猛反発。
 さらに、「ナチス政権の憲法無力化手口を学ぶべき」などの麻生氏の過去の発言まで引っ張りだし、「妄言の前歴が少なくない」と攻撃した。
 朝鮮日報日本語版(同)も10日に「麻生氏また妄言」との見出しで記事を配信。
 メディアだけでなく、韓国政府も発言を問題視し、11日の聯合ニュース(同)によると、韓国の外交部当局者は「責任ある政治家なら発言に慎重を期さなければならない」と遺憾の意を表明したという。
 ただ、いつもなら韓国や中国の反応をことさらに取り上げ、日本政府を批判する国内メディアも静観した。
「打ち切りの時は喧嘩」
 通貨スワップは、どちらかの国が通貨危機などに陥った場合、もう一方の国がお金を融通する仕組みだ。
 日韓通貨スワップ竹島の領有権問題や歴史認識をめぐる関係悪化で2015年2月に打ち切られたが、昨年8月の日韓財務対話で、韓国側が再開に向けた協議の開始を持ちかけ、日本側も受け入れた。
 実は、麻生氏は会見で打ち切りの時の韓国側との生々しいやり取りも明らかにした。
 「いきなり『何とかしてくれ』って言ったってできませんので、ちゃんとそういうのをもっとかないと(と言ったが、韓国側は)『いや、大丈夫だ。借りてくれっていうなら借りてやらんこともない』ってことだった。せせら笑って喧嘩したな、あの時。切ったのは向こう。こっちは何回も言ってきた」
 麻生氏が打ち切りの際に激怒したことは財務省内でも有名だったが、会見で公言するほど、よっぽど腹に据えかねていたのだろう。
 しかし、韓国メディアはこうした発言には触れなかったようだ。「韓国は信頼できない国」と言われかねないからかもしれない。
 韓国は中国と通貨スワップ協定を結んでいるが、米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の国内配備をめぐり、“中国頼み”は難しくなってきている。さらに英国の欧州連合(EU)離脱に加え、米国の利上げや“トランプ相場”などによって、再び通貨ウォン暴落や外貨流出のリスクもくすぶっている。
 1月28日の中央日報日本語版(同)は「韓国は『第2のIMF国際通貨基金)危機』可能性に備えるべき」とする識者のコラムを掲載。「経済状況は(外貨不足でIMFからの融資を受けた)1997年のIMF危機の時よりも悪い」と警鐘を鳴らした。
 「借りてくれっていうなら借りてやらんこともない」
 打ち切りの際に韓国側が言ったという言葉が“妄言”で済めばいいが…。(経済本部 田村龍彦)」
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 3月10日 産経ニュース「【朴政権崩壊】日韓スワップ交渉再開は「凍結状態」…政治安定に疑問符
 【朴槿恵大統領、罷免決定】
 朴槿恵氏の大統領罷免決定を喜び、ソウル市内の中心部をデモ行進する人たち=10日(共同)
 韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領が罷免されたが、日本政府は韓国との通貨交換(スワップ)協定再開に向けた協議に慎重な姿勢を崩していない。韓国政治が安定しない限り、本格的な交渉に臨むのは難しく、交渉は「凍結状態」(幹部)にある。
 日韓通貨スワップは昨年8月の日韓財務対話で韓国側が再開に向けた協議の開始を持ちかけ、日本側もいったんは受け入れた。だが昨年12月末、釜(プ)山(サン)の日本総領事館前に慰安婦像が違法設置されたことに対する対抗措置として日本政府が協議を中断した。
 韓国側は、その後も日韓合意に盛り込まれた慰安婦像撤去で具体的な成果を上げていない。麻生太郎財務相は日韓通貨スワップについて「信頼関係をつくった上でやらないと、安定したものにならない」と、安易な交渉再開にくぎを刺す。
 韓国経済は輸出や消費が伸び悩み、下ぶれリスクが高まっている。ドルなど外貨を融通し合うスワップ協定は、韓国が通貨危機などに陥った際に日本が救済するという側面が強い。
 朴大統領の罷免で、焦点は次期大統領選に移る。だが日韓合意の履行には不透明感が根強く、協議再開の糸口は見えないままだ。」
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スワップ取引のすべて(第5版)

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