☴41〕─1─韓国・忠清南道が日本の修学旅行生向け「歴史教科書ツアー」企画へ。韓国に中学生派遣中止。~No.224No.225No.226 @ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 朝鮮半島の王朝で、親日派百済高句麗で、反日派は新羅、高麗、李氏朝鮮であった。
 日本国内の高麗は、親日派高句麗の子孫であって、反日派の高麗とは縁もゆかりもない。
 日本に渡って来た、帰化人は百済人と高句麗人であり、渡来人は新羅人と高麗人と李氏朝鮮人であった。
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 2017年3月2日 産経WEST「【経済裏読み】韓国・忠清南道が日本の修学旅行生向け「歴史教科書ツアー」企画へ…外国人客誘致になりふり構わず?
 1月26日、春節を前に帰省や旅行する人々で混雑する北京駅。旅先として韓国を訪れる中国人は減っている
 韓国中西部の忠清南道(チュンチョンナムド)が、日本の中学・高校の歴史教科書に古代朝鮮半島南西部にあった国家「百済」の歴史に関する記述が多数あることを背景に、修学旅行生誘致に向けたカスタマイズ型旅行商品の開発に乗り出した。「歴史ツアー」で日本からの観光客を確保するという戦略のようだ。ただ、日韓間には歴史認識慰安婦などの問題が横たわる。米軍による高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備決定で中国人客の目減りが懸念される中、韓国の外国人観光客の取り込み策は果敢であり、強引でもある。まさかとは思うが、韓国が歪曲した「歴史ツアー」も視野に入れるのかと勘ぐってしまう。
教科書に「百済史」の記述多いことをいいことに
 韓国紙、中央日報(日本語電子版)は2月20日、忠清南道が日本の修学旅行団の誘致のためのカスタマイズ型旅行商品の開発に乗り出し始めたと報じた。日本の中学・高校の歴史教科書に「百済」の歴史に関する記述が多数あることから、「歴史ツアー」で日本からの観光客を誘致する狙いがあるようだ。
 忠清南道によれば、2015年に百済歴史遺跡区がユネスコ世界文化遺産に登録されて以降、百済の古都の公州(コンジュ)や扶余(プヨ)を訪れる日本人観光客が増加しているという。今年は4万人余りが訪れるものと予想される。
 中央日報によると、忠清南道はこうした傾向も踏まえ、今年、歴史教科書に絡むツアー商品2〜3つを開発する計画という。新しく開発する旅行商品は「百済夜!」という名前で日本の学校向けに紹介されるようだ。こうした歴史ツアーは中・高校生だけでなく、過去に公州や扶余に修学旅行を来た中高年層の思い出を刺激し、リピーターも期待できるというのが忠清南道の判断らしい。 
先が見通せなくなった日本人客の動向
 韓国はこのところ、外国人観光客の誘致をめぐって神経質になっている。そのきっかけは、米軍によるTHAADの韓国配備決定によって、中国が「報復」として国民の訪韓を制限したとされることだろう。韓国政府は中国人客の抜けた穴を埋めるため、韓国ドラマなど韓流の拡散を背景に、タイやベトナムといった東南アジア諸国に触手を伸ばし、さらには中東の「イスラム教徒」もターゲットに据えたようだ。朝鮮日報など複数の韓国メディアが報じている。
 こうした中、韓国としては、日本からも多くの観光客を呼び込みたいにちがいない。聯合ニュース(日本語電子版)によると、今年1月の訪韓日本人客は前年同月に比べ約14%増加し、ひとまずは善戦したといえる。
 しかし、実際には朴槿恵(パク・クネ)大統領の失脚で今後が見通せなくなった。昨年1年間の日本人客数こそ、2015年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意がはずみとなり4年ぶりに前年を上回ったが、次期大統領選は候補者同士による反日合戦になる可能性が高く、新政権下で慰安婦問題をめぐる日韓合意が反故(ほご)になるという観測すらある。そんな状況で、多くの日本人が喜んで韓国を訪れるだろうか。
 また、聯合ニュースの指摘では、近ごろ円が対ウォンで下落しているため「韓日間で相手国からの観光客数の差がさらに広がる可能性が高くなっている」という。つまり、ウォン高・円安が進行すると韓国から日本への旅行費用は安くなる一方、日本から韓国への旅行費用は高くなる。結果、訪日韓国人客が増え、訪韓日本人客が減るという現象が起こることになる。
歪曲「歴史ツアー」だけはやめて!
 そこで、韓国の一地方自治体である忠清南道が打開策としてぶち上げたのが、「歴史ツアー」商品の開発だった。
 中央日報によると、修学旅行に加え、日本人個人客の誘致のためにパッケージや自由旅行を結合した旅行商品も開発するという。今年9月には、日本で開催される「ツーリズムEXPOジャパン2017」に参加し、忠清南道の隠された観光地をPRし、ハングルを学んでいる30〜40代の日本人女性を対象に広報も強化するようだ。
 忠清南道は同紙の取材に「歴史ツアーは過去に忠清南道を訪問した親世代の思い出を蘇らせ、彼らの子供が訪れるきっかけになるだろう」とし、「15市・郡と修学旅行の誘致活動に共同で行っていく」と答えている。
 日本の中高生が修学旅行を通じ古代の朝鮮半島について学び、日韓両国の関係史を知ることは有意義なことだと思う。ただし「そこにとどまっている限りは」である。だが、近現代をめぐり両国の歴史認識に大きな隔たりがあるのは周知である。まさかだと思うが、韓国が歪曲した「歴史ツアー」を視野に入れているのかと勘ぐってしまう。」
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 4月20日12:00 産経ニュース「「慰安婦像設置」の韓国に中学生派遣中止…「市民の理解が得られないと判断」 松山市
 ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像を囲み、日韓両政府の慰安婦合意に抗議して謝罪や賠償を求める元慰安婦や支持団体のメンバーら=2015年12月30日(名村隆寛撮影)
 松山市は20日までに、今年7月に予定していた友好都市・韓国平沢市への中学生派遣事業を中止する方針を決めた。平成18(2006)年度から続けてきたが、平沢市の市有地に慰安婦問題を象徴する少女像が3月に設置されたことなどを挙げ「派遣に市民の理解が得られないと判断した」としている。
 ■鳩山元首相“土下座”無意味…友好10年、裏切られた
 松山市は国際的な人材育成を目的に、感染症が広がるなどした年を除き、18年度から毎年、市内の中学生約10人を約7日間派遣してきた。市観光・国際交流課によると、少女像は中学生が派遣事業で訪れる「平沢市青少年文化センター」の前に設置された。
 同課は朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免などに伴い大規模デモが頻発するなど、国内情勢が不安定という点なども考慮して中止を決めたとしている。平沢市には既に中止決定を伝達し、「考えは理解した」との回答を得たという。
 ▼【関連ニュース】終わらぬ韓国の「謝罪要求」…鳩山元首相「土下座」やっぱり効果ゼロ 
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 4月20日18:27 産経ニュース「【歴史戦】森本康敬・釜山総領事が像撤去要求 駐韓大使は統一次官と協議
 森本康敬・釜山総領事(聯合=共同)
 韓国の聯合ニュースによると、森本康敬・釜山総領事は19日、総領事館がある釜山市東区の朴三碩区長と会い、総領事館前に設置された慰安婦像について「(日本は)よくない感情を持っている」と撤去を求めた。朴氏は拒否した。
 一方、長嶺安政駐韓大使は19日、韓国統一省の金炯錫次官と北朝鮮の核・ミサイル問題などで協議した。長嶺氏は10日に韓国の外務第1次官と、18日には国防次官と、それぞれ協議している。
 森本氏の撤去要求に朴氏は「像は韓国の次期政権と日本との対話で解決する問題だ。区としてこれ以上関与しない」と述べたという。森本氏は、日本政府内では像が撤去されないなら釜山の総領事館を「連絡所」に格下げする案も取り沙汰されている、と伝えたという。(共同)」
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