日章旗とマラソン―ベルリン・オリンピックの孫基禎 (講談社文庫)
- 作者:鎌田 忠良
- メディア: 文庫
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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
朝鮮人が日本人より劣っている分けではない。
日本人が朝鮮人より優れているわけではない。
朝鮮人は、日本人より優れたところがあり、場合によれば日本人を超えることができる。
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2017年2月16日号 週刊新潮「オリンピック・トリビア! 吹浦忠正
男子マラソン金メダル『孫基禎(ソンギジョン)』の民族と軋轢
五輪のマラソン競技で、日本の男子選手として金メダルを獲得した唯一の例が、1936年ベルリン五輪の孫基禎である。
その前年、明治神宮大会のマラソンで、孫は当時の世界最高記録2時間26分42秒を樹立した。それまでも未公認のマラソンコースでは世界記録を上回る実績を残していたが、公認コースでの記録で一目瞭然で一躍注目され、ベルリン大会の金メダル有力候補として、日本中の期待がかかっていた。
8月9日に行われた五輪マラソンは、ヒトラーはじめ10万人と言われる観客の見守る中でスタート。トップでゴールした孫の優勝タイムは2時間29分19秒2の五輪新記録である。2位は英国のアーネスト・ハーパー、3位は日本の南昇龍(ナムスンニョン)だった。
現在のところ、五輪の男子マラソンで世界的記録保持者として出場し、金メダルを獲得したのは、孫が唯一の選手である。
この快挙に、東京はもちろん全国各地で号外が撒かれ、『マラソン世界制覇!孫選手の力走』(東京朝日)『覇業成る!マラソン門に到達の孫選手』(読売)と讃えられた。京城(ソウル)はもとより半島各地でも朝鮮語で『万歳(マンセー)』が絶叫された。
しかし、孫は強烈な民族意識を持つ選手だった。先の世界最高記録樹立時の表彰式でも『なぜ君が代が自分にとっての国歌なのか』と涙ぐんだほど。五輪で優秀し、外国人からサインを求められた際も、国名はKOREAとし、名前もハングルで記している。
これが当時の特別高等警察によってチャックされた。当然、『特高月報』に記載され、孫はと『要注意人物』して監視を受けることになった。
また、半島のメディアがこの動きを加速させた。京城で発行されている『東亜日報(トンアイルボ)』は表彰式での孫の胸の『日の丸』を消した写真を掲載。朝鮮総督府警務局によって記者の逮捕・無期限の発行停止処分が下された。そうしたことから、10月に帰国した孫には、警察官が常時貼り付き、朝鮮内での歓迎会も大半が中止となった。
こうした経緯を遺憾とする孫は陸上競技を続ける意欲を失い、翌年、東京の明治大学(予科)に進みも、陸上部には所属しないまま、40年、専門部法科を卒業する。
民族意識と日本の選手としての称賛。軋轢に耐えきれなかった末の引退だった」
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朝鮮人には、日本人にはない才能があり、日本人以上の優れた才能を秘めている。
朝鮮半島の主たる住民の祖先は、原住民である縄文人などの南方系海洋の民を追い出した戦闘力の高い北方系草原の民である。
大陸の侵略され、占領され、属国されたが、その都度、大陸で大帝国を築いた民族と混血する事でその優れた遺伝子・DNAを受け継いだ。
中華帝国の漢族。モンゴル帝国のモンゴル族。清国の満州族。
ある意味、日本列島に閉じ籠もった日本民族日本人に比べて、遺伝子・DNAから見れば数段も優れていておかしくはない。
朝鮮人が日本人を超えるには、朱子学に儒教価値観を捨て、純血主義を捨てて世界帝国を築いた偉大な漢族・モンゴル族・満州族の血を受け継いだ子孫である事を自覚し、世界を相手にしても負ける事はないという自信を持って立ち上がり自立する事である。
そして、歴史を正しく理解し、正しい歴史から学び、真っ当な歴史的教訓を引き出す事である。
その為には、日本に併合された経緯と日本の施政下の真実を歪曲・捏造する事なく、良いところと悪いところをハッキリさせ、認めるところは認め、否定するところは否定する事である。
何が何でも反対の病的反日を捨て、良い所は良い悪い所は悪いといった理性的知日になる事である。
日本人とて、全ての日本人が善人でもないし悪人でもなく、殺人鬼や強姦魔や詐欺師など憎みべき犯罪者がごまんといる。
もし、自信を持ち自覚し自立すれば押し殺していた優れた素質を開花させて、日本以上に繁栄し富を得る事ができる。
本当は、朝鮮人は日本人よりも数段優れている。
日本が明治と戦後に中華(中国)を捨て欧米を学んだように、朝鮮も日本・欧米を拒否・否定せず理性を働かせて学べば日本を超え欧米に近づける。
最後に解決しなければならない重要な深刻な問題は、中国・大陸との関係である。
何故なら。地理的宿命として、歴史が証明しているように、朝鮮半島は日本列島とは違って中国・大陸の侵略を防ぐ手立てが全くないからである。
朝鮮は、中国・大陸の侵略という手枷足枷ゆえに、日本を超えられる能力がありながら日本を超える事ができなかった。
そこに、朝鮮の悲劇、不運がある。
朝鮮人は、北方系草原の民の子孫として、南方系海洋民の子孫である日本人が持っていない、中華帝国の漢族、モンゴル帝国のモンゴル人、清国の満州族の世界帝国を築いた優れた遺伝子・DNAを持っている。
本来、朝鮮人が日本人に負けるはずがなかったのである。
もし、日本人で自分達は朝鮮人より優れていると自惚れて遊び呆けていると、「ウサギとカメ」あるいは「アリとキリギリス」の寓話のように、何時か追い越され悲惨な境遇に追い遣られる事になる。
日本人は、朝鮮人が持っている世界を征服した遺伝子・DNAを持ってはいない。
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- 作者:山本 典人
- 発売日: 1994/02/21
- メディア: 単行本