🗾9〕─1─母親の遺伝子。子供の記憶・思考・知力は母親から受け継いだ能力。父親の遺伝子は蚊帳の外。~No.41No.42No.43 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 メス(女)遺伝子は進化と発展。オス(男)遺伝子は進歩と成長。
 メス(女)は、数多くいるオスの中から強いオス・賢いオス・優しいオスなどを選びその優れた遺伝子を受け取り、体内で胎児を育て出産する。
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 オス(男)の代わりは山といるが、メス(女)の代わりはいない。
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 自然界の生物では、種の生存・進化・増殖を司るのはオスではなくメスである。
 故に、優秀な子孫を残す為のパートナー選びの選択権はメスが握っている。
 オスは、強い精子をメスに与えるだけの存在である。
 つまり、賢く優しい子を作るのはオスではなくメスである。
 メスがオスを選ぶのであって、オスがメスを選ぶのではない。
 オスが多くメスが少なければ、種は死滅する。
 メスが多くオスが少なければ、種は生存できる。
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 自然の掟として、メスと子供を大切にしない種は死滅する。
 それは、人間でも当てはまる事で、男性が女性を、大人が子供を、死を覚悟して、如何なる犠牲を払っても守らない守らない国家、民族、部族は滅亡した。
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 日本民族日本人は、親の遺伝子に支配される確率が高い為に、親の家業を継ぐ子供が多い。
 江戸後期の日本のGDPは、オランダを抜いてイギリスに次いで世界第2位であった。
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 日本で100年以上続く老舗商店が多いのは、子供に親の遺伝子を破壊し消滅させる力がないからである。
 世襲の政治家が多いのも、親の遺伝子に支配されているからである。
 それが、悪名高い日本式家制度である。
 日本の限界は、数万年かけて培われてきた日本民族日本人の遺伝子=親の遺伝子が原因であった。
 日本が世界に通用するグローバルに発展するには、この親の遺伝子を破壊する事である。
 現代日本において、親の遺伝子=日本民族日本人の遺伝子は戦後教育=マルクス主義教育の成果として劣化・退化、後退・衰退を続けている。
 その分岐点が、1980年代後半であった。
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 2018年11月24日号 週刊現代「最新科学で実証
 文科省レポートでも裏付けられた
 わが子の勉強できないのは
 母親のせい、父親は関係ない
 勉強せずとも成績優秀な子どもがいる一方、一向に成績が伸びない子どももいる。その秘訣は、『母から受け継いだ遺伝子』にあった。驚きの新説を、さまざまな論点から紹介する。
 『やればできる子』の真実
 ……
 今年3月に、文科省が公表した一通の『レポート』がある。ここには、子どもの学力と母親の学歴に関する知られざる関係──『母親の学歴が高いほど、子どもの学力は高くなる』ことが示されているのだ。
 具体的な内容に触れる前に、まずはレポートの概要について、簡単に説明しておこう。
 14万人の親を調査した
 レポートの正式名称は『保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究』という。家庭内のどのような要因が、子どもの学力に影響を与えるのかを分析することを目的とした研究だ。今回の調査・研究は、文部科学省から委託を受けたお茶の水女子大学が行った。その分量は、実にA4用紙で242ページ分にも及ぶ。
 子どもの『学力』の指標として使われているのは、平成29年度に実施された『全国学力・学習状況調査』(通称・全国学力テスト)だ。文科省が主催する学力テストで、受検したのは、全国の小学校6年生と中学校3年生で、その総数はそれぞれ、約100万人となっている。
 子どものテスト受験とあわせて、小6と中3の児童生徒の保護者から、無作為に合計14万人を選び出し、アンケート調査が行われた。質問内容は、両親の年齢や収入、最終学歴などの基本的な項目から、ボランティアや地域活動への参加率、子どもと交わす普段の会話の内容まで、多岐にわたっている。
 そのなかから、保護者の年収や学歴といった家庭の社会・経済的背景と、子どものテストにおける平均正答率との相関関係を分析しているのだ。
 研究を主導した、お茶の水女子大学教授で教育学者の浜野隆氏が語る。
 『保護者にもアンケート調査に行って以来2度目です。今回は保護者の回答者数を大きく増やしたため、日本全国をカバーするデータで保護者と生徒の学力の関係を示すことができたことの意味は大きいと考えています』
 では、具体的なその中身に移ろう。中2の受験科目の一つである数学Aについて、その正答率を見てみる。父親の最終学歴が『高等学校・高等専修学校』のケースだと平均正答率は60.4%だった。『大学』だと74.6%にのぼり、その差は14.2ポイントとなる。
 いっぽう、母親の最終学歴が『高等学校・高等専修学校』だと、同科目における子どもの正答率59.1%で、『大学』になると77.7%になり、差は18.6ポイントとなる。にまで広がる。
 同様に、小6の算数Bという科目についてその差を見てみると、父親の最終学歴が『大学』の場合と『高等学校・高等専修学校』である場合の正答率の差は、12.8ポイント。対して、母親の場合は、これらの差が17.5ポイントまで拡大している。
 レポートでは、小6、中3ともに、それぞれが受験した4科目について、親の最終学歴ごとに、平均正答率が算出されている。驚くべきことに、どちらの学年、どの科目についても、母親の学歴にともなう正答率の差が、父親のものよりも大きくなっていた。
 実は、『母親の学歴が子どもに大きな影響を与える』という結果は、教育学者の間ではすでに想定されていたことだった。前出の浜野氏は、『子どもと接する時間の長さが影響している』と分析する。
 『幼少期から読み聞かせをする、一緒に勉強する、学校外教育に通わせるなど、高学歴の親ほど教育意識は高くなる傾向にあります。一般的に、母親は子どもと一緒にいる時間が長いため、母親の教育に対する意識や行動が子どもの学力を上昇させたと考えられます』
 浜野氏によれば、仮に母親が働き、父親が専業主夫として家庭を守っている場合でも、母親による教育のほうが、子どもの学力に対して大きな影響力を持つという。
 『高学歴の母親は自身の経験や周囲の人の状況から、学歴の有用性を認識しやすい可能性はあります。その結果、より熱心に子どもに教育をしようと考えるようになるのでしょう』(浜野氏)
 男の子により顕著に遺伝
 つまり、『学歴が高い母親を持つ子どもの学力は高くなるが、それはあくまで母親の努力によるものである』というのが、教育学者の共通見解である。
 裏を返せば、たとえ学歴がなくとも、熱心な教育をする母親がいれば、子どもは勉強ができるようになるはず。それならまだ救いがある。
 だが、はたしてこれは正しいのだろうか。
 冒頭の例に立ち返ってみると、一つの疑問が生じる。確かに、敦子さんは四年制大学には行っていない、それでも、お勉強が得意な夫とともに、息子に勉強をさせようと働きかけてきた。母親の意識や行動が子どもの学力を伸ばすのなら、なぜ息子は勉強が得意にならなかったのか。
 実は、この答えも、最新科学で明らかにされつつある。なんと、子どもの学力の限界値は、後天性の学習によるものよりも、母親からの『遺伝』によるところが大きいというのだ。
 そもそも。親から子どもに、知性はどの程度遺伝するものなのか。慶應義塾大学文学部教授で、行動遺伝子学者の安藤寿康氏はこう語る。
 『知性の遺伝率は50%と言われています。親によってつくられる教育環境などの要因も含めると、極端な話、学力のほぼ100%が親から受け継がれるものということになります』
 もちろん、子どもは両親からさまざまな才能を受け継ぐ。とはいえ、神経質さ、外向性、勤勉性といった一部の性格については、遺伝率は30%程度だと考えられている。運動神経では、その確率はもう少し高くなるが、それでも40%前後とされるのが一般的だ。ほかの特性と比較すると、知性、ないし学力の遺伝率は、極めて高い部類に入るのだ。
 さらに衝撃的なのは、前出の浜野氏が指摘していたような、母親の熱心な教育による影響は、極めて限定的である可能性が高いということだ。早稲田大学名誉教授で、生物学者池田清彦氏は、『脳の限界を超える勉強をしても、あまり効果はない』と語る。
 『脳の限界値は、受精の際に決定づけられます。一部は潜在能力と呼ばれるものになるわけですが、これが発現するかどうかは、7〜8歳までの環境によって決まる。教育で伸びる能力は、この部分に当たります』
 逆に言えば、生来の脳のキャパシティ以上の学力が、後天的な努力によって身につくことはない。それだけ、学力における遺伝の『鍵』は強力なのだ。
 そして、何より重要なのは、『知性は父と母から等しく遺伝するわけではない』ということだ。
 まず、いくつかの興味深い研究を紹介しよう。84年に行われたケンブリッジ大学によるラットを用いた研究によれば、本能や情緒面、自律神経活動は父親から遺伝するという。いっぽうで、記憶や思考、そして知性を司る大脳皮質の遺伝子h、そのほとんどがメス由来であることが明らかにされている。
 つまり動物の知能は、メスからのみ遺伝する可能性がある。この結果は、世界中の生物学者のみならず、脳科学者、遺伝学者に衝撃を与えた。そして、人間にも当てはまるかを解明するべく、新しい研究が世界各国で行われてきた。
 心理学者のジェニファー・デルガド氏による15年の発表では、遺伝子の一部は、母から子どもに受け継がれた時にのみ機能する。知性を司っている大脳皮質の遺伝子は、まさにこれに当たる。仮にこの部分に位置する遺伝子を父から受け継いでも、ほとんど機能しないのだという。
 脳科学的にも、人間において、知性は母系由来であることが指摘されているのである。
 簡単に言えば、勉強できる母から勉強ができる子どもが生まれるし、勉強が苦手な母から勉強が苦手な子どもしか生まれない。父親の知性は、ほとんど関係ないわけだ。
 加えて、最新の遺伝子学では、子どもの性差によっても遺伝率に違いがあることが明らかになっている。前出の池田氏が語る。
 『知能を司る遺伝子は、X染色体上にあります。女の子は両親からX染色体を受け継ぎますが、男の子の場合、X染色体は母親からしか受け継ぎません。そのため、男の子のほうが女の子と比較して、母親の遺伝子の影響が大きくなるのです』
 ただでさせ、母親から学力を受け継ぐ可能性は高い。子どもが男の子である場合、その遺伝率は女の子と比較して、倍近くまで上昇することを指摘する研究もある。冒頭の例で言えば、男の子である悟くんの成績が上がらないのは、敦子さんのせいであると、姑・美千代さんの主張がますます説得力を持つ。
 新たな嫁姑戦争の予感
 もちろん、高い学歴を持っていない母親のもとに生まれても、勉強ができる子どもが生まれるケースは存在する。
 それは母親がたまたま『知性はあるが、機会に恵まれなかった』場合だ。経済的な事情や、学問以外に別の目標を見つけた時など、勉強以外に注力してきた母親は当然いる。『トンビが鷹を生んだ』というわけではなく、よくも悪くも、『カエルの子はカエル』なのだ。
 もし男性が、将来お勉強が得意な子どもを欲しいと思えば、自分よりもお勉強が得意な女性と結婚すれば、理想の子どもが生まれてくれるかもしれない。
 ……
 最後にたまたま文科省のレポートの話を耳にした、ある夫婦の話を一つ。
 夫が笑いながら、妻に出来の悪い息子についてこう冗談を飛ばす。
 『あの子の成績が上がらないのは、お前の頭が悪かったせいなんだな。俺は悪くなかったんだ』
 するとすかさず、涼しい顔で妻が切り返した。
 『あら、じゃああんたがバカなのは、お義母さんの頭が悪かったからなのね。たしかに、あんたはまったく悪くないわ』
 不用意に、『母のせい』にはしないほうがいいかもしれない」
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 日本人では、女性の方が男性よりも賢く優秀である。
 役立たずの亭主は元気で外がよく、用もないのに家にいられると煩わしく鬱陶しいだけである。
 男である父親・夫は歳をとると、妻や子どもから嫌われ、家庭での居場所をなくす。
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 日本人男性が選ぶ理想の女性とは、高貴で賢く優秀で完璧な女性はなく、身分は低いが優しく温和しい平凡な女性である。
 つまり、自分を主人として敬ってくれる従順な女性である。
 日本では、賢く優れた完璧な女性は「小賢しく可愛くない」として嫌われる。
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 日本人男性の精子は劣化(退化)し、日本人女性の卵子は老化している。
 日本民族日本人は、生殖能力も繁殖能力も衰退し、少子高齢化で人口を激減させ、消滅に向かっている。
 国家や民族には寿命があり、日本国や日本民族日本人にも寿命がある。
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 貧富の格差が、学歴の格差となり、貧困家庭の子どもの学力は下がり向上する事はない。
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 現代の女性観と明治からの敗戦までの女性観と江戸時代の女性観とは違う。
 現代の女性観で江戸時代の女性観を理解しようとしても不可能である。
 現代の女性観は、あくまでも現代日本限定の女性観に過ぎず、歴史的な日本民族日本人の女性観とは違う。
 江戸時代、女児にも、手に職を持たせる為に読み書きソロバンや手習いが奨励させていた。
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 平安時代では、紫式部清少納言などの女流作家や小野小町など女流歌人が数多く活躍し、雅な王朝文化を彩っていた。
 日本文化には、男性だけではなく女性も華やかに輝く面が存在していた。
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 女性の賢さや優秀さは、男性のように暗記力の学歴では測れない。
 その証拠は、高学歴出身知的エリートである女性国会議員などの発言や行動を見れば分かる。
 賢く優秀な日本人女性は、社会から見えないところに数多く存在する。
 賢く優秀な女性は、用心深く、隠れたところで静かに単純バカな男性を操っている。
 思慮分別のない愚かな女性は、好んで社会に出て脚光を浴び、男性達にチヤホヤされて喜んでいる。
 リベラル派・革新派・エセ保守派そして一部の保守派には、賢く優秀な日本人女性は少ない。
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 日本には、フェミニストは存在しない。
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 日本の女性は、カカァ天下で、山の神・おんば様であり夜叉・山姥・鬼女・毒妻・毒母である。
 日本の男性は、亭主関白で、碌でもない亭主・ダメ亭主・ぐうたら亭主・役立たず亭主である。
 昔の日本人男性は、女性が怖かったが故に、大和撫子・良妻賢母と機嫌を取って祭り上げ煽てていた。
 そこに、女子差別も女性蔑視もない。
 日本にレディーファースト、ジェンダーウーマンリブなど女性の権利向上を求める考えが起きなかったのは、この為である。
 ただでさえ弱い立場に追い遣られている男性が、今以上に女性を強くする事に恐怖したからである。
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 日本人男性はいくら粋がっても、所詮は日本人女性の掌で遊ばされる孫悟空にすぎない。
 その証拠は、家計管理、生活費を持っているのは男性ではなく女性である。
 女性はへそくりを持っているが、男性には私的に使える蓄えがない。
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 日本人男性=夫は、「家族の為」に朝から晩まで働いて給料を女性=妻に納めて感謝され、妻・子供の為に多額の資産(住宅・土地・金)を残す事を人生最大の喜びとしている。
 働けなくなり、給料を納められなくなり、惜しまれながら人生を終える(死ぬ)事を夢見ている。
 日本人男性の結婚観・人生観とはそういうものである。
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 日本の最高神は、女性神天照大神天皇家・皇室の祖先神)である。
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 日本の商家や農家は、女子相続として家業や財産はどら息子ではなく賢い娘に継がせる。
 家父長制として、男子相続は武家だけである。
 中華儒教は、男性相続を正統として女性相続は社会秩序を崩壊させ争いの原因になるとして否定している。
 日本儒教は、両性相続を認めている。


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