🗾51〕─1─高天原は天照大神ら神々が農耕生活をする労働の国である。〜 No.155No.156No.157 

日本誕生  [東宝DVD名作セレクション]
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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 最高神である女性神天照大神は、母神・母性神であった。
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 高天原のような神の国は他にはない。
 日本の神の国には、人間は行けない。
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 高天原は女尊男卑世界として、全ての男神最高神である女性神天照大神に傅き奉仕していた。
 それは、女王(母性)を中心にコミュニティーを形成するアリやハチの巣ににている。
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 日本に於ける最初の引きこもりは、天照大神の岩屋戸隠れである。
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 2019年6月27日号 週刊新潮「夏裘冬扇  片山杜秀
 相撲と米国
 令和最初の大相撲本場所。前頭の朝乃山が平幕優勝。トランプ大統領が土俵に上がり、アメリカ大統領杯を朝乃山に手渡した。その光景をテレビで見、三代目朝潮太郎のことを思い出した。
 朝乃山の朝は、師匠の高砂親方の現役時代の四股名(しこな)、朝潮太郎の朝だろう。今の高砂親方は4代目の朝潮。そのまた師匠が三代目だ。
 昭和30年代前半、大相撲は栃若時代と呼ばれた。栃錦と初代若乃花の全盛期。彼らの引き立て役にしばしば甘んじ、悔しい思いをしていたのが、横綱のひとり、三代目の朝潮である。
 その朝潮が映画に出た。1959(昭和34)年の東宝の超大作『日本誕生』。国土創生からヤマトタケルまで。日本神話を描いた。前年にハリウッド映画の聖書物『十戒』が日本でも大ヒットした。それに対抗した作品だった。
 見せ場のひとつには、岩戸隠れの物語。原節子扮するアマテラスの統べる高天原を、弟の神、スサノオが訪問する。三船敏郎扮する彼は、高天原で乱暴狼藉を働く。姉は怒り、岩屋戸の中に隠れる。アマテラスは太陽そのもの。世界は真っ暗に。神々は太陽を引きこもりを解決すべく、策をめぐらす。
 そのとき大役を担うのが、アメノタヂカラオだ。神々が外から音でアマテラスの気を引き、彼女が外の様子を確かめたくなって岩戸を少し開ける。待ち構えていたアメノタヂカラオが少しの隙間に手を入れ、岩戸を一気に開く。要するに大力の神。伊福部昭作曲の神楽に囃され原節子が迷ったところで、朝潮が大活躍。名場面誕生だ。
 ところで、アマテラスが怒ったスサノオの乱暴とは何だったのか。水田を壊したり、家畜を殺したり、肥料を傷めたり。特に米作りを妨げることが高天原では罪が深い。高天原には、米作りを基とする第一次産業ユートピア国家のイメージが託されている。
 アメノタヂカラオには、天手力男天手力雄という漢字が当てられるが、平和の農耕ユートピアである高天原の力持ちには、刀剣を振う戦士よりも、田畑を開墾し保つ農民のイメージが相応しい。
 このアメノタヂカラオは大相撲の土俵の神でもある。本場所の土俵は場所ごとに手作業で築かれる。そして神事を行い、神々を招き、場所が始まる。その神の中にアメノタヂカラオが居る。場所中は行司が祀(まつ)る。『日本誕生』に横綱が主演した理由もそこにある。
 もちろん、土俵の土を囲む俵は主に稲藁(いなわら)。相撲とは、第一次産業を守護する力持ちのイメージと重ね合わせてきた農耕祭祀的芸能なのであった。
 その土俵に、農畜産品の関税の大幅引き下げを日本に求めている真っ最中のトランプ大統領が上がった。『アメリカ』は、もともと新井白石らによって亜墨利加と当てられ、亜国と略されていた。が、アメリカ帰りの漂流民、ジョン万次郎が、発音は『アメリカ』より 『アメリケ』が近いと説いたことをきっかけに、『ア』が脱落してしまい、漢字表記でも『米利堅(メリケ{ン})』がはやり、維新前後、亜国を米国がおしのけた。そこでの『米』は『メ』の音を示す記号であって、表意文字としての性質は全くない。ところが、歴史も長くなると予期せぬ展開がありうる。表音が表意に化け、米国が日本にとっての米の国、第一次産業をお任せする国になる日が迫り来てはいないか。高天原が簒奪されることはないか。
 土俵の神は何を思うか。アメノタヂカラオを祀る代表的神社、信州の戸隠神社に無性に参りたくなっっている」
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 高天原を滅ぼそうとした勢力が、不寛容・排他的なキリスト教と反宗教無神論共産主義マルクス主義)であった。
 日本国内で、宗教・精神のグロバリズムによって農耕・漁労・畜産の第一次産業の神を消滅させる「神殺し」が進んでいる。
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 高天原は、最高神である女性神天照大神ら天つ神系神々が農耕などの重労働をして生活する神の国であって、働かずとも満ち足りて欠ける事のない光り輝く神の王国ではない。
 ましてや、神の恩寵で死んだ人間が永遠の命を与えられて招かれる天国でもない。
 仏が住まう、紫の霞に包まれ、花が咲き誇り、香しい匂いが漂う極楽浄土でもない。
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 高天原は、血と死を穢れとして嫌う神々が労働する国であり、天照大神の正統な血筋・血統に連なる子孫、つまり天孫族系の男系天皇・皇族の魂・天皇霊のみが昇天できる神々の国である。
 天照大神の血を引かない女系天皇・女系宮家や血が繋がらない赤の他人は、高天原には昇れない。
 神と言っても、天つ神系神々ではない国つ神系神々は高天原には昇れない。
 それが、日本民族の日本中心神話・天孫降臨神話である。
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 高天原には、戦いや争いは存在しないし、武士・兵士・剣士・戦士・闘士も存在しない。
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 日本民族日本人が、死を忌み嫌い、血を穢れとするのは、高天原崇拝にある。
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 神が嫌う事は嫌い、神が遠ざけるモノは遠ざける、それが日本神道の「神に習う」事である。
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 日本各地に、海の外から渡ってきた渡来神・マレビトの神が日本の神として大切に祀られている。
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 高天原は、天つ神系天照大神の血筋・血統を根拠とし国つ神やマレビトの神を差別している。
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 日本における民族主義と差別主義の源泉は、天つ神と天孫族しか昇天して住めない高天原にある。
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 高天原崇拝の原型は、争いを嫌う平和な揚子江流域で栄えた長江文明であって、争いを好み殺し合いに明け暮れた黄河流域の黄河文明とは違う。
 長江文明は、寛容で柔軟性と多様性に富んでいた。
 黄河文明は、排他的で硬直化し、一元的で画一化し統一・統合を志向した。
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 長江文明はコメ作りであり、黄河文明はムギ作りでった。
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 日本民族は、乱婚を繰り返し雑多な血が混じり合って生まれた混血の雑種民族である。
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