☵40〕─2─原発処理水、韓国がIAEAで懸念表明 日本側「理性的な議論を。~No.324 

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 2019年9月17日11:28 産経新聞原発処理水、韓国がIAEAで懸念表明 日本側「理性的な議論を」
 IAEAの年次総会で演説する韓国科学技術情報通信省の文美玉第1次官(左)と竹本IT・科技相=16日、ウィーン(共同)
 【ベルリン=宮下日出男】韓国の科学技術情報通信省の文美玉(ムンミオク)第1次官は16日、ウィーンで同日開幕した国際原子力機関IAEA)年次総会で、東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水浄化後の処理水の問題に懸念を表明し、海洋に放水されれば、「もはや日本の国内問題ではなく、世界全体の海洋環境に影響を及ぼしうる重大な国際問題となる」と強調した。
 文氏はまた、IAEA福島原発や処理水の現状、環境への影響を現地調査する必要性を主張し、「その結果に基づき、汚染水処理の基準と方法を確立することが重要だ」と強調。日本には「実質的で透明」な対応を求めた。
 一方、日本の竹本直一科学技術担当相は16日、これに先立つ演説で、韓国への名指しは避けつつも、廃炉や汚染水対策に関して「事実や科学的根拠に基づかない批判を受けることもある」と指摘。IAEAがすでに調査した結果をまとめた報告書に基づく「公正かつ理性的な議論」を加盟国に呼びかけた。
 竹本氏は原発事故発生以降、在京外交団向けの説明会などを通じて国際社会には「透明性を持って丁寧に説明してきた」と説明。処理水の扱いについても、同様の取り組みを継続する意向を伝えた。
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 9月17日13:45 産経新聞「茂木外相「韓国は科学的根拠に基づく主張を」福島の汚染水処理で
 茂木敏充外相は17日の記者会見で、国際原子力機関IAEA)年次総会で韓国政府代表が東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水浄化後の処理水の問題に懸念を示したことをめぐり、「韓国が事実関係や科学的根拠に基づく主張を行うよう改めて求めていく」と述べた。政府の対応に関しては「今後とも国際社会に対して透明性を持って丁寧に説明していく」と強調した。」
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 9月17日18:00 産経新聞「菅官房長官風評被害を及ぼしかねず極めて遺憾」 IAEAでの韓国の主張を批判
 会見に臨む菅義偉官房長官=17日、首相官邸(春名中撮影
 菅義偉官房長官は17日の記者会見で、東京電力福島第1原発で増え続ける有害放射性物質除去後の処理水をめぐり、韓国が国際原子力機関IAEA)年次総会で懸念を表明したことについて「韓国側の主張は事実関係や科学的根拠に基づかず、わが国に対するいわれのない風評被害を及ぼしかねないものであり、極めて遺憾だ」と強い口調で批判した。
 菅氏は在ウィーン国際機関日本国政府代表部大使から答弁権を行使して反論を行ったと説明。その上で「IAEA総会の機会などを通じて韓国が事実関係や科学的根拠に基づく主張を行うよう改めて強く求めていきたい」と強調した。「今後とも国際社会に対し、透明性をもって丁寧に説明していく」とも語った。」
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