🗾22〕─1─縄文・弥生時代の石器・土器・土偶には、多様で豊かな地域性がある。~No.101No.102No.103 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 2020年7月1日 読売新聞「文化 歴史
 『発掘された日本列島2020』展
 石器や土器 地域性豊かに
 国内の重要な考古学の成果を紹介する『発掘された日本列島2020』展が、東京・両国の江戸東京博物館で開かれている。今年は旧石器~古墳時代の代表的な遺跡の出土品を集め、各時代の地域性を浮き彫りにした特集展示が目を引く。
 旧石器時代の約3万年前に発生した姶良(あいら)火山(鹿児島湾北部)の大噴火は、日本列島全土に大きな環境変動をもたらした。広域を移動する大型動物が減り、限られた範囲を生息域とする中小型動物の狩猟を重視したころで、生活文化の地域化は進行したとされる。
 黒曜石の一大産地である北海道・白滝遺跡、特徴的な割れ方をする石材サヌカイトを活用した大阪府・翠鳥園(すいちょうえん)遺跡など、約2万5000年前頃の各地の石器を紹介するコーナーでは、同じ時代の石器でも石材や技法が様々である点を実感できる。その多様性こそ旧石器時代の地域性の象徴であり、各地の環境に応じた適応戦略の表れと言える。
 縄文・弥生時代では、地域性の違いが土器に鮮明に見て取れる。力強い造形の火焔(かえん)型土器(新潟県・吉野屋遺跡)、祭祀用に用いられ、ギリシャクレタ文明の壷(つぼ)に似たパレススタイル土器(愛知県・山中遺跡)など、美しい装飾の土器が各地で生み出されている。
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 縄文から近世まで7遺跡の最新の発掘成果を紹介する速報展示では、弥生時代の大規模集落・八日市地方(じかた)遺跡(石川県)の柄付き鉄製ヤリガンナや、富士山麓に栄えた古墳時代の首長墓・伝法古墳群(静岡県)の豪華な副葬品などが見ものだ。
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 日本列島は、南北に細長く、中央部を高い山々が連なり、大小様々の河川が山々の谷を激流の如く海へと流れ出し、複雑な海岸線から大量の人が住めるような平地が少なく、平地があって深い森林に覆われて住める土地は狭かった。
 そして、日本列島は甚大な被害をもたらす雑多な自然災害が複数同時多発的に発生する災害多発地帯であった。
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 日本列島は中国大陸と違って、草木が鬱蒼と生い茂り、柔らかく濡れた土地が多く、馬が全力疾走できる大地はなかった。
 日本の馬は、力は強いが速く走れず、忍耐力があり性格が大人しく、田畑で働く農耕馬や荷物を運ぶ荷駄馬に適していたが、戦などの騎馬・軍馬には向いていなかった。
 日本の馬は縄文人に似ている。
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 縄文人達は、歩いて森林の多い陸地や高く険しい山地を越せない為に、手漕ぎ舟を使って海や川を行き来していた。
 その名残として、日本の都市や町村は海や川の岸辺に自然と生まれ、盛んな水運で発達していた。
 日本各地で催される伝統的祭りで引き回される山車(だし)の原形は、舟である。
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 縄文人アニミズムは、中国や朝鮮のアニミズムとは違う。
 現代日本人は、中華の儒教価値観や西洋のキリスト教価値観そして経済優先主義で縄文人アニミズムを否定し破壊し消滅させた。
 現代日本人が自慢する自然愛・自然保護は、縄文人アニミズムと無関係である。
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 縄文に、魅力を感じる日本人は2割で、嫌いな日本人は3割で、魅力を感じない好きでも嫌いでもない興味も関心もない日本人は5割。
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 日本民族日本人・アイヌ人・琉球人は、数万年前の同じ縄文人の子孫で同一種である。
 黄河流域大陸系漢族と朝鮮人は、縄文人との血の繋がりは薄い。
 日本民族日本人と中国人・朝鮮人とは同根同種ではない。
 中国共産党との一衣帯水はあり得ない話である。
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 日本民族日本人は、大陸や半島から逃げてきた弥生系帰化人や西域の民・南方海洋民などと乱婚を繰り返して生まれた混血(ハーフ)の雑種民族で、混じりけなしの血を受け継いだ純血種ではなく汚れに汚れている混血種である。
 日本民族の単一性・画一生・同調性とは、異種をのみ込み同化して混血度が高いという事である。
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 人道貢献に関与した昭和天皇御真影肖像画を焼き・引き裂き、踏みつける行為を芸術とする前衛的現代アートより、日本神道や皇室祭祀の深層に流れる縄文時代の土器や土偶の古き良き芸術心を見た方が精神衛生上好ましい。
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 2020年7月16日 産経新聞尖閣周辺に中国船 94日連続
 尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島沖縄県石垣市鈴木健児撮影)
 沖縄県尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で16日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは94日連続。平成24年9月の尖閣諸島国有化以降で、最長の連続日数を更新した。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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