☷24〕─2・B─韓国マスコミは天皇誕生日行事報道で悪意に満ちた記事を報じていた。~No.68 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 韓国では、昭和天皇と皇族を惨殺しようとしたキリスト教朝鮮人テロリストを国家の英雄として崇めている。
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 2023年3月2日 MicrosoftStartニュース zakzak「「反日」感情を煽りたくてたまらない? 天皇誕生日行事の報道に見る韓国マスコミの手口 「ソウルに鳴り広がった日本国歌君が代」…悪意に満ちた記事
 韓国のマスコミは左も右も、「日韓関係を早期に正常化すべきだ」とする主張を建前として掲げている。しかし、個々の記事を見ていけば、何とかして韓国内の「反日」機運を高めたいという感情が渦巻いていることが透けて見えてくる。
 在韓日本大使館主催の「天皇誕生日」(2月23日)を記念するパーティーが2月16日、ソウル市内のホテルで開催された。その報道は典型といえる。
 在外公館が年に2日をナショナルデーとして、当該国の要人、第3国の大使らを招いて盛大なパーティーを催すのは外交慣例だ。普通は建国記念日独立記念日、あるいは国王の誕生日、国軍創設記念日がナショナルデーとなる。実際の日取りは、当該国の行事日程などを見て調整する。
 韓国も外交慣例に従い、開天節(=後世の史書に基づく檀君の即位日)と国軍記念日をナショナルデーとして、在外公館ごとにパーティーを催している。もちろん、日本でも開いている。
 韓国のマスコミは長らく、この当たり前の外交慣例についての説明を(おそらく意図的に)怠ってきた。今年は一部の新聞が「外交慣例である」ことを伝えた。これは〝画期的な進歩〟だ。
 しかし、多くの韓国人はまだ理解していない。だから、「日王(=韓国のマスコミは、天皇のことを、こう呼ぶ)の誕生祝賀行事」を伝えたニュースへの書き込みでは、「なぜ日王の誕生パーティーをソウルのド真ん中で開くのか、許せない」といった意見が幅を利かせるのだ。
 今年のパーティーでは、初めて国歌「君が代」が流れた。韓国の国歌「愛国歌」も流れた。まさしく外交慣例だ。
 しかし、「ソウルに鳴り広がった日本国歌君が代」(韓国日報2月16日)との見出しは何だ。ホテルの閉ざされた会場でのことなのに…。そして、中見出しには「君が代軍国主義・日本の象徴との主張も」とある。悪意に満ちた記事だ。
 左翼紙ハンギョレ(2月16日)は「日本が過去の植民地支配に対してまともに反省していない状況で、ソウルの真ん中で『君が代』がはばかりなく流れることをめぐり、議論が予想される」と露骨に煽った。
 事実上の国営通信社である聯合ニュース(同)は「行事があったホテルの前では反日市民団体らがデモを繰り広げた」と伝えた。保守系紙の中央日報(同)も同様に書いた。
 会場となったホテル周辺は騒然たる状況だったかのように思えてくる。が、実際は「活貧団」という在来型の民族主義団体のメンバー5人が横断幕を広げて大声を上げただけだった。
 野党・民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は20日になってから、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の対日低姿勢・屈従外交を象徴する恥辱的な光景だ。今は解放前の日帝時代のようだ」と述べた(朝鮮日報2月21日)。
 何という時代がかったコメントなのか。いや、韓国紙の見出しだけ眺めていたら、こういうコメントになるのは当然だ。
 韓国のマスコミが、もう何段階か高い〝画期的な進歩〟をしない限り、日本側から見た「平穏な関係」の実現は難しい。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に『悪韓論』(新潮新書)、『反日種族の常識』(飛鳥新社)、『呆韓論』(産経新聞出版)、『韓国のデマ戦法』(同)など多数。
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