👪18〕─2─「幸福学」研究者がすすめる、「人のいいところをうわさする」習慣。~No.94 

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 縄文伝統を受け継ぐ日本民族日本人には、キリスト教マルクス主義が力説する世界の常識的な幸福学は似合わない。
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 2023年3月25日 MicrosoftStartニュース GetNavi web「「幸福学」研究者がすすめる、「人のいいところをうわさする」習慣
 By @Living
 「幸福学」とは、幸福について研究する学問のこと。世界中で「幸せとはなにか」「人はどうしたら幸せになれるのか」など、「幸せ」に関する研究や実験が日々おこなわれています。つまり、科学的に証明された「幸せになれる方法」はたくさんあるのです。
 幸福学の研究者、前野隆司さんと前野マドカさんのふたりが導き出した、日々の暮らしに取り入れられる「幸せになるための習慣」とは? 忙しい毎日に疲れてしまった人へ、ふたりの共著『そのままの私で幸せになれる習慣』から、お届けします。
 【関連記事】「幸福学」研究者に聞く、幸せ格差が広がる時代のコミュニケーション術とは
 習慣11.人のいいところをうわさする
 ポジティブなうわさはあまり広がらず、ネガティブなうわさはあっという間に広がっていきます。なにしろ「人の不幸は蜜の味」なんて言葉があるくらいです。
 「人のうわさをするときは長所や成功に注目するほうが幸せ」という研究結果があります。
 実際、私たちは誰かのうわさをするとき、「いいことしか言わない」ように心がけています。
 誰かの長所に注目すると、それまで注目していなかっただけで、それぞれのいい点がたくさん出てくるから不思議です。
 ところが、長所や成功などポジティブなうわさには「すごいね!」と感心する人は少なく、「そうなんだね」とサラッと流されてしまうことが多いような気がします。
 誰かの成功話は、つらいときにはチクッと心に刺さるもの。人は、自分よりダメな人間を見つけて、安心材料にする弱いところがあります。
 でも、その気持ちをぐっと抑えて、誰かの長所や成功をうわさしてみてください。
 誰かの成功を共に喜ぶ、あるいは誰かの長所をみんなに伝えることを繰り返していると、だんだんと自分も気持ちが良くなるから不思議です。
 たとえば、誰かの悪口で盛り上がっている席で「でも、あの人にもあの人なりのいいところがあるよ」と発言することは、その場の空気を邪魔するようで、ちょっと勇気がいることです。でも、そのひと言で、場を優しく変えることができるでしょう。それは、とても前向きな転換です。
 出典:前野隆司「幸せのメカニズム」
 科学が明かした「幸せ体質」になる50の習慣
●いつもと違う習慣で楽しみを見つける習慣
1. 小さなことに声をあげて笑う
2.少しだけ上を向いて、いつもより大股で歩く
3.きれいな植物やかわいい動物と触れ合う
4.一杯のお茶をじっくりと味わう
5.頭をからっぽにして、散歩やジョギングをする
6.スマホとテレビから少し離れてみる
7.お気に入りの音楽を聴く
8.7〜8時間の質のいい睡眠をとる
9.誰かのために小さな親切をする
10.自分のためよりも、人のためにお金を使ってみる
11.なんでもないことを「満喫」する
12.自分だけの“オリジナル作品”をつくってみる
13.あえて、いつもと違うことをしてみる
14.誰かと、またはひとりでハグをする
15.「やってみたかったこと」をやってみる
16.「最後のひと月」であるかのように過ごす
●人とのつながりで温かさを感じる習慣
17.会いたい人に連絡してみる
18.「ありがとう」を記録する
19.自分と違うタイプの友達を持つ
20.人のいいところをうわさする
21.なんでもいいからグループ活動に参加する
22.嫌いな人にうそでも同情してみる
23.周りの人を信じて「期待」する
24.悩んでいる友達の話を聞いてあげる
25.いつもの店員さんにひと言かけてみる
26.感謝している人に気持ちを込めた手紙を書く
●合格点を下げてラクになる習慣
27.小さくて、できそうな目標を立てる
28.「やらねばならないこと」をやめてみる
29.結果は気にせず、その過程を楽しむ
30.100%を目指さず、70%くらいでよしとする
31.迷ったときは「これでいっか」と妥協してみる
32.「没頭」できる仕事をする
33.こだわりすぎず「適度」にこなす
34.ネガティブなことをポジティブにとらえてみる
●自分の素直な気持ちを受け止める習慣
35.今日あった「いいこと」を3つ書き出す
36.ほほえんでしまうようなことを思い出す
37.「自分の持っているもの」を数える
38.子どもの頃にワクワクしたことを思い出す
39.人生のターニングポイントを振り返る
40.前向きにやろうと思うことを3つ挙げる
41.素直になれていないことを並べる
42.今日あった「いいこと」「悪いこと」を書き出す
43.わからないことは「わからない」と受け入れる
44.イライラ・もやもやしている自分を受け入れる
45.どんなに小さなことでも「夢」を3つ挙げる
46.いちばん大切にしている「価値」を探る
47.目の前の「やるべきこと」をはっきりさせる
48.自分にとって「最高の未来」をイメージする
49.楽しかった日々を再現して味わう
50.ポジティブな思い込みをする
全50の習慣は、こちらの本で網羅されています。
 Book Info
 「幸福学」研究者がすすめる、「人のいいところをうわさする」習慣
 © GetNavi web
 『なんでもない毎日がちょっと好きになる そのままの私で幸せになれる習慣』(WAVE出版)
 前野隆司さんと前野マドカさんの共著による最新作。「幸せになれる」と科学的に証明された方法の中から、日々の小さな習慣で「幸せ」を感じとれる、誰でも簡単に実行できる50の習慣を紹介しています。
 プロフィール
 慶應義塾大学大学院教授 / 前野隆司
 1962年山口生まれ。1984東工大卒。1986年東工大修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て、2008年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長を兼任する。著書に、『錯覚する脳』(筑摩書房)、『幸せのメカニズム―実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)など。妻である前野マドカさんとの共著も多数ある。
 慶應義塾大学大学院研究員 / 前野マドカ
 EVOL株式会社代表取締役CEO、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員、一般社団法人ウェルビーイングデザイン理事、国際ポジティブ心理学協会会員。サンフランシスコ大学アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などを経て現職。著書に『月曜日が楽しくなる幸せスイッチ』(ヴォイス)、『家族の幸福度を上げる7つのピース』(青春出版社、2020年)などがある。
 「幸福学」研究者がすすめる、「人のいいところをうわさする」習慣
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 提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」
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