☷目次〕─19─保守派尹錫悦新大統領。隠れ反日派。佐渡金山。反日反天皇キリスト教系宗教団体。~No.26No.27No.28~No.1 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義民族主義のブログである。
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2022-05-12
☷2〕─1─保守派尹大統領就任。「問題は徴用工と慰安婦」「日本は様子見」~~No.2No.3No.4 
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2022-05-18
☷3〕─1─韓国で早くも「反日」暴挙。林外相の訪韓中に竹島EEZで無断調査。~No.5No.6No.7 
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2022-06-05
☷4〕─1─左傾化した韓国教育は日韓友好の親日知日教科書をゴミにした。~No.8 
2023-03-29
☷4〕─2─韓国「教育と司法」で左派支配が続く“反日天皇体制”温存の実態。~No.9 
2023-08-22
☷4〕─3─韓国の試験に出る反日歴史教育。テストによく出る時代は「韓国併合前後」。~No.10 
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2022-07-13
☷5〕─1─韓国は依然として国際会議で「日本が悪い」という大騒ぎを止めない。~No.11o.12No.13 
   ・   ・   ・   
2022-07-12
☷6〕─1─安倍晋三元首相暗殺と韓国の反日世論。~No.14No.15No.16 
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2022-07-22
☷7〕─1─タイで韓国の文化・食品ブームに、日本を脅かす流行の勢い。~No.17No.18No.19 
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韓国軍事産業
2022-07-23
☷8〕─1─韓国は武器輸出国家へ。~No.20 
2022-08-31
☷8〕─2─【総額1兆円以上】ポーランドが韓国製兵器を爆買いするワケと日本の防衛産業がヤバすぎる。~No.21 
2022-12-02
☷8〕─3・A─韓国軍事産業は「西側の兵器工場」。戦争太りする韓国。~No.22 
2023-01-17
☷8〕─3・B─韓国産戦闘機 超音速飛行に成功。~No.22 
2023-02-05
☷8〕─3・C─韓国の軍国主義政策としての核武装議論。~No.22 
2023-10-26
☷8〕─3・D─輸出を含め兵器産業が好調な韓国、衰退する日本。~No.22 
2023-11-19
☷8〕─3・E─韓国の防衛産業は今では米国の世界最大の兵器ショーで主役。~No.22 
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韓国の新興宗教
2022-07-31
☷9〕─1・A─旧統一教会は日本人から巻き上げた献金毎年200億円以上を韓国に送金している。~No.23No.24No.25 
2023-04-25
☷9〕─1・B─ 反共教団の統一教会北朝鮮金日成に4500億円を献金した。~No.23No.24No.25
2022-08-02
☷9〕─2・A─韓国に嫁いだ統一教会日本人妻の歴史観と2世信徒の証言。~No.26 
2023-07-18
☷9〕─2・B─統一教会日本人信者はアフリカ大陸で過酷な献身を強制されている。~No.26 
2022-12-30
☷9〕─3・A─反日派韓国キリスト教原理教会による日本人女性の洗脳。~No.27 
2023-09-10
☷9〕─3・B─韓国のキリスト教新興宗教は日本人を金づるとして狙っている。~No.27 
2023-03-23
☷9〕─4─韓国宗教団体・摂理の教祖、信者への性犯罪で何度も逮捕、数百人の日本人女性も被害に。~No.28 
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2022-08-16
☷☷9〕─1─日本と韓国「歴史問題がどうも決着しない」深い訳。~No.23No.24No.25 
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佐渡金山。
2022-08-17
☷10〕─1─佐渡金山朝鮮人労働者の歴史を調査する日本の団体に韓国が注目。~No.26No.27No.28 
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2022-08-25
☷11〕─1─韓国は偏狭的「反日教育」を復活させている。~No.29No.30No.31 
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2022-08-27
☷12〕─1─韓国の下劣・姑息な、海自へのレーダー照射事件解決。~No.32No.33No.34 
   ・   ・   ・   
2022-08-29
☷13〕─1─慰安婦問題の本質は「貧しさ」で韓国の問題として解決せよ。~No.35No.36No.37 
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2022-08-30
☷14〕─1─韓国を揺るがす「韓国のアウシュビッツ」兄弟福祉院問題とは何か。~No.38No.39No.40 
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2022-09-02
☷15〕─1─「在日3世」の私が、韓国に移り住んでわかった“強烈すぎる違和感”。~No.41No.42No.43 
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2022-09-04
☷16〕─1─韓国は「日韓関係改善」求めながらまた日本にイチャモン。それが本心。~No.45 
2022-09-07
☷16〕─2─韓国でヤバイ「竹島騒動」が勃発!“新たな動き”で高まる「反日モード」の危ない現実…!。~No.46No.47No.48 
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2022-09-17
☷17〕─1─ハンギョレ新聞「日本はいつドイツを見習うのか」~No.49No.50No.51 
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2022-09-19
☷18〕─1─米国で「慰安婦像公園」計画が最終段階。~No.52 
2022-10-19
☷18〕─2─アメリカで世界初「慰安婦像公園」誕生へ。~No.53
2022-10-21
☷18〕─3─韓国人による米独で慰安婦像設置の動き。韓国は反日侮日嫌日を止めない。~No.54  
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2022-09-21
☷19〕─1─エリザベス女王国葬で露見した韓国人の本性。~No.55No.56No.57 
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2022-10-01
☷20〕─1─韓国人がなんでもかんでも日本のせいにする理由。~No.58 
2022-10-12
☷20〕─2─「在日3世」の私が、韓国人記者から聞いた「反日記事」の“ヤバすぎる実態”。~No.59 
2023-05-09
☷20〕─3─韓国人ジャーナリストが米紙に寄稿文「憎めと教えられた国日本」。~No.60 
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2022-12-21
☷21〕─1─梨泰院惨劇が証明する韓国人・朝鮮人と日本人との民族性人間性の違い。~No.61No.62 
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2023-01-02
☷22〕─1─世界第6位の韓国は第8位の日本からG7の地位を奪う。~No.63No.64 
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2023-01-13
☷23〕─1─アジア「ベトナム人親日で韓国嫌い」は本当か?~No.65 
2023-04-01
☷23〕─2─ベトナムでは親韓国が多数派で親日は少数派である。~No.66 
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2023-02-04
☷24〕─1─尹錫悦大統領の「無差別テロリストの精神」称賛は敵天皇反日宣言である。~No.67 
2023-02-16
☷24〕─2・A─韓国での天皇誕生日レセプションは「衣の下の鎧」である。~No.68 
2023-03-02
☷24〕─2・B─天皇誕生日行事の報道に見る韓国マスコミの悪意に満ちた記事。~No.68 
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2023-02-14
☷25〕─1─欧米メディアが見つめる盗難仏像事件の行方。日韓の寺10年の争い。~No.69No.70 
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2023-02-25
☷26〕─1─韓国は変化をいとわない先取り精神で勤勉・勤労で世界的なデジタル先進国に成長した。~No.71No.72 
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2023-03-22
☷27〕─1─尹錫悦大統領「日本はすでに数十回謝罪している」~No.73No.74 
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2023-04-16
☷28〕─1─ジム・ロジャーズ「日本は韓国に学べ」。~No.75No.76
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2023-05-14
☷29〕─1─日本にいつまで『謝罪しろ、カネを出せ』と言うのか…在日韓国人張本勲氏。~No.77No.78
2023-05-20
☷30〕─1─「張本勲の言葉」に対する韓国内と在日3世の賛否。~No.79No.80
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2023-05-28
☷31〕─1─カナダの日本料理店の9割は韓国人や中国人がオーナー。~No.81No.82 
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2023-05-30
☷32〕─1─韓国の反日団体反日思想の正体は強請り・たかり・恐喝であった。~No.83
2023-09-21
☷32〕─2・A─韓国の反国家勢力と日本の政治家は「日本批判」」の為に急接近。~No.84 
2024-05-14
☷32〕─2・B─未来永劫、朝鮮半島反日敵日で変わる事がない。~No.84 
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2023-07-26
☷33〕─1─韓国で「日米韓安保を破壊せよ」、危なすぎる“狙い”が見えてきた。~No.85No.86 
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2023-07-29
☷34〕─1─「遵法精神」が弱い韓国人・朝鮮人。「法を守る=弱い人」。~No.87No.88 
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2023-08-01
☷35〕─1─中韓から日本海に押し寄せる「黄金のペットボトル」が日本の国土を汚す。~No.89No.90 
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2023-08-06
☷36〕─1─南海トラフ大震災や東京大震災で中国人や韓国人・朝鮮人の虐殺事件が起きる危険性。~No.91No.92 
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2023-09-07
☷37〕─1─韓国「抗日の英雄」胸像移転めぐり大論争。ソ連共産党加入歴を問題視。~No.93No.94 
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2023-11-23
☷38〕─1─韓国裁判所は日本の主権を認めず、慰安婦訴訟で日本逆転敗訴。~No.95 
2023-12-21
☷38〕─2─韓国最高裁は「元徴用工」訴訟で日本企業へ賠償金支払いを命じた。~No.96 
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2023-12-10
☷39〕─1─外国人労働者が日本でなく韓国を選ぶ理由。~No.97 
2024-05-15
☷39〕─2─韓国の外国人労働者への給料などの待遇は日本よりはるかに良い。~No.98 
   ・   ・   ・   
2023-12-25
☷40〕─1─竹島での12月恒例の韓国の「独島防御訓練」を巡る謎!~No.99No.100  
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2023-12-25
☷41〕─1─誠信女子大学教授は「日本の靖国神社集団参拝」を世界のメディアに告発した。~No.101 
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2024-04-30
☷42〕─1─「帝国の慰安婦」著者の名誉教授に無罪判決。韓国「与党大惨敗」の“本当のワケ”。~No.102 
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🗾35〕─1─チリでマグニチュード9.5の史上最大の地震が起きた。3800年前。〜No.152No.153No.154 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 2022年5月5日08:30 MicrosoftNews BUSINESS INSIDER JAPAN「3800年前、チリで史上最大の地震が起きた…その大津波ニュージーランド沿岸は約1000年間、人が住めない状態に
 Joshua Zitser
 © Getty Images
 約3800年前にマグニチュード9.5の地震がチリ北部で発生していたこと新たな研究で分かった。
 この地震によって巨大な津波が発生し、ニュージーランドに押し寄せたという。
津波に襲われた沿岸部は、その壊滅的な影響により、1000年にわたって人が住めない状態になったと考えられている。
 「Science Advances」に掲載された新たな研究論文によると、人類史上最大の地震が約8000km離れた場所に巨大な津波をもたらし、1000年にわたり沿岸部を荒廃させた証拠が発見されたとLiveScienceが報じている。
 そのマグニチュード9.5の地震は、チリ北部で約3800年前に発生したと、論文では結論づけられている。
 この地震はメガトラスト地震と呼ばれ、あるプレートが別のプレートの下に押し込まれたときに発生するという。このような地震は、しばしば地震そのものよりも壊滅的な津波を引き起こす。
 論文によると、この地震によって巨大な津波が発生し、高さ20mの津波ニュージーランドに到達したという。
 サウサンプトン大学の声明によると、この津波で車ほど大きな巨石が、内陸に向かって最大1000kmほど押し流され、沿岸部は1000年にわたって人が住めなくなったという。
 © Insider/Google Maps 津波は、震源地から8000km(5000マイル)以上離れたニュージーランドまで到達したという。
 論文の共同執筆者であるサウサンプトン大学のジェームズ・ゴフ(James Goff)教授は、海洋堆積物が「かなり内陸に入った高い位置」で発見されたと声明で述べている。
 「それらが嵐で運ばれるはずがない」
 また、チリ北部の沿岸部では、津波による堆積物の下から、人類が築いた古代の石造の建物の跡が発掘されたとLiveScienceが報じている。
 © Gabriel Easton, University of Southampton チリのサパテロ遺跡で発見された石造の建物跡。
 建物は海に向かって倒れた形跡があり、津波の引き潮で倒されたことを示唆している。「そこに住んでいた人々はすべてを失っただろう」とゴフは声明で述べている。」
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☵69〕─1─韓国で「日本バッシング」が増えている“意外な事情”。~No.500No.501No.502 

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 2022年5月5日05:00 MicrosoftNews 現代ビジネス「「日本のせいでウォン安」「日本は韓国より貧しくなる」…韓国で「日本バッシング」が増えている“意外な事情”
 羽田 真代
 韓国チキンが「大人気」、韓国のたまねぎも日本へ!
 日本では韓国チキンの売れ行きが好調だ。
 Man de Dallaが運営する「チョアチキン」は、展開を始めてから約1年で50店舗(フランチャイズ含む)まで拡大したという。加えて、韓国のグローバルチキンブランド「BBQ」も、日本で20店舗を超え、今年中に100店舗まで拡大することを目標にしているという。
 筆者は韓国で食べる料理の中で、チキンが一番美味しいと思う。日本の唐揚げや米国のフライドチキンとはまた違った食感や味わいを楽しめるからだ。韓国チキンのその魅力に、日本の若者たちも虜になっているようだ。
 © 韓国チキンが日本で大人気! photo/iStock
食分野で言うと、これからは韓国産たまねぎも日本へ大量に入荷されることになりそうだ。
 慶尚南道・咸陽郡(ギョンサンナムド・ハムヤングン)は、4月27日に「咸陽たまねぎ」計265トンを日本に初出荷した。
 新型コロナウイルスの長期化により、2021年度の韓国内貯蔵用たまねぎの消費が減少、これによって2022年度の早生たまねぎの価格が下落する恐れがあることから、日本に活路を見出したというわけだ。
 「反日不買運動」が収束してきたのに…今度は…
 日本では、国内生産量の65%を占める北海道でたまねぎの収穫量が減った影響から、市場価格が高騰している。そのため、韓国産たまねぎの日本国内流通は、産地を問わない消費者にとって渡りに船と言ったところだろう。
 だが、韓国産のたまねぎの流通が増加すれば、国内生産者の首を絞めることに繋がる。両国のたまねぎは形状も味わいも異なるが、それでも生産者には多少なりとも影響が生じるだろう。
 一方で、韓国では日本のアニメキャラクターである、ポケモンシールが同封された「ポケモンパン」が大流行。日本製品不買運動で落ち込んだ日本ビールの売り上げも回復し、大手アパレルメーカー、ユニクロにも客足が戻りつつある。
 © ユニクロも韓国で大人気 photo/gettyimages
 日本で韓国チキンがブレイクする一方で、韓国では日本製品不買運動が収束に向かっている。
 さらに、4月26日には岸田首相が尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣した「政策協議代表団」と対面したことも、日韓関係改善を望む人の追い風となっている。
 文在寅ムン・ジェイン)政権下の5年、日本の首相は韓国政府関係者との面談を避けてきた。しかし、これを岸田首相が断ち切り、韓国世論の流れが変わった。ついに関係が改善するのではないかと噂する韓国人も少なくない。
 「日本叩き」をするメディア
 韓国メディアの多くは、岸田首相が就任式に出席することを皮切りに、関係を改善すべきだと論じていた。ただし、5月2日には岸田首相の出席見送りが正式に決定されたし、韓国が理想とする関係改善は日本政府による輸出管理規制の撤廃が前提だ。
 このように日本との関係改善を促す報道がある一方で、韓国民の対日姿勢が緩和すると「日本叩き」に乗り出すメディアや記者が出てくることもまた事実である。
 世界日報は「“慰安婦嘲弄論議”3年間、謝罪のないユニクロ…本当に政治中立的なのか(2022.04.23)」という記事のなかで、3年前に「80年以上も前に起きたことなんて忘れたわ」と、日韓併合時のことを邪険に扱った広告を流したことを持ち出し、「個人のミスなら企業は謝るはずだが、彼らはいまだに謝っていない。あれは意図したものだった」と論じた。
 記者は不買運動勃発当初はこれに参加していなかったが、ユニクロの広告騒動を受けて現在まで不買運動をしているそうだ。
 韓国経済は「“今回は日本のせいで”…ウォン・ドル相場一時1270ウォン突破(2022.04.28)」と題した記事で、「円安がドル高を煽り、ウォン安まで招いた」と報じた。
 「日本は本当に韓国より貧しくなるか?」
 ウォン安は、日本が影響を与えている側面もあるが、外国人投資家が韓国株を売却している影響も大きく加わっている。「日本のせいで」と断言するこのタイトルは、読者の誤解を招くだろう。
 また、「日本は本当に韓国より貧しくなるか?…ルーブルより暴落した“円”(2022.04.29/ニュース1)」という記事では、「アベノミクスは失敗した」「日本に財政危機が訪れた場合、国家信頼度の下落で円安が進む可能性も排除できない」と、日本は経済危機に晒されていると論じるメディアもあった。
 外交に至っては、「バイデン、なぜ日本より先に韓国に来るのか(2022.04.28/ソウル新聞)」と、バイデン大統領が日本よりも韓国を重要視していると主張する記事があった。
 これらの記事を見る限り、相変わらず日本を蔑んで自国称賛をする韓国メディアの姿勢は変わらないといった印象だ。だが、バイデン大統領の一件に関しては、ソウル新聞の指摘は的を射ているような気もする。
 彼は、岸田首相よりも尹次期大統領を重要視していそうだ。これまで、米国の大統領がアジアを歴訪する際は、日本から訪ねることが慣例だったからだ。
 韓国メディアはこの他にも、人気韓国ドラマ「パチンコ(韓国人日本移民家族4代の人生や夢を描いた作品)」を取り上げ、日本がいかに歴史歪曲してきたかをVANK(サイバー外交使節団)の主任研究員に解説させるといった取り組みも行っている。
 韓国との付き合い
 日本国民は、どこの国の商品を買おうが個人の裁量に委ねられている。
 だが、昨今、世界がロシアに対して経済制裁している様子を見ると、問題を抱えている国家との付き合いは、ほどほどにしておいたほうが良いのではないかと思えてならない。また、一国家に依存するのではなく、リスクを分散させておくことも重要だ。
 翻って、韓国はどうか。
 韓国は4月26日の日本との会談の一方で、竹島(韓国名:独島)の測量・調査を計画していた。
 加えて、2019年には日本を仮想的国と見なして対応戦略を練ったり、軍備の増強を進めていたりしていたことも明らかになった。このような国家とどう付き合うのが正解なのか……と考えさせられる。
 5月10日には韓国で尹政権が誕生する。日本政府はもちろん、日本国民も今後の韓国との付き合い方についてじっくり考える機会にしてみるといいのかもしれない。」
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☰37〕─1─竹島の韓国主張を覆す大久保利通の認識。明治10(1877)年3月。〜No.98No.99 

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 2022年4月26日 産経新聞竹島の韓国主張を覆す大久保利通の認識 「太政官指令」関係なし
 鬱陵島は江戸時代に「竹島」「磯竹島」と呼ばれていたが、明治時代になると「松島」と呼ばれるようにもなった(出典:内閣官房領土・主権対策企画調整室HP)
 韓国政府が、日本が竹島島根県)の領有を否定した証拠だと主張する明治政府の「太政官指令」をめぐり、韓国側の解釈を覆す資料が確認されたことが26日、分かった。指令は「竹島ともう一つの島は日本と関係ない」と記し「竹島」は韓国の鬱陵島を指す。「もう一つの島」に関し、韓国は現・竹島(韓国名・独島)というが、明治政府が指令作成の過程で現・竹島を検討した形跡はない。資料は指令原案を作成した内務省大久保利通内務卿が「もう一つの島」を現・竹島ではなく鬱陵島と認識していたことを示している。(奥原慎平)
 島根県竹島問題研究顧問の藤井賢二氏は今年3月、明治時代の外交官、花房義質の「花房義質関係文書」(都立大学付属図書館所蔵)を分析し、内務省トップの大久保利通太政官指令が出た当時、指令は現・竹島でなく、鬱陵島を指すと認識していたとみられることを確認した。
 太政官指令は、太政官(明治政府の最高行政機関)が明治10(1877)年3月、前年10月に島根県鬱陵島の地籍(土地台帳)編入について内務省に出した伺をもとに示した見解。内務省は5カ月の検討の上、島根県に回答する前に「版図の取捨は重大な案件」と太政官に伺を出し、太政官は「竹島外ー島、本邦関係これなし」と指示した。
 元禄9(1696)年、江戸幕府は日朝交渉を踏まえ、日本人の鬱陵島への渡航を禁じていた。内務省はこの経緯を調査し、太政官も「竹島外ー島」は日本と関係ないとした。
 一方、韓国が「外ー島」を現・竹島と解釈する主な理由は、島根県内務省に出した伺に添付した絵図「磯竹島略図」のためだ。「磯竹島」と「松島」の名称で島々が描かれ、配置や形状から「磯竹島」は鬱陵島、「松島」は現・竹島を指すとみられる。
 確かに、江戸時代に鬱陵島は「磯竹島」もしくは「竹島」、現・竹島は「松島」と呼ばれていたが、江戸後期に西洋の地図知識が流入する過程で、鬱陵島の島名に混乱が生じていた。
 18世紀後半、フランスと英国の探検家はそれぞれ鬱陵島を測定し、その経緯度がズレていたため、欧州で作成された地図は鬱陵島を指す島が2つ存在する事態となった。長崎のドイツ人医師、シーボルト天保11(1840)年、2つの鬱陵島をそれぞれ「タカシマ」(=架空の島)「マツシマ」(=鬱陵島)と地図に記載し、鬱陵島は「松島」とも呼ばれるようになっていた。
 太政官指令を出した明治政府は「松島」をどう認識していたのか-。
 花房義質の「花房義質関係文書」には、明治10年7~8月、大久保と「松島」の早期開拓の必要性を求める長崎県の県令(知事)とのやりとりが収められていた。
 県令は「松島」について南北約18キロ、東西約10キロ規模、全体に巨木が生えている島だと説明した。ただ、現・竹島は断崖絶壁で植生に乏しく、総面積も0・2キロメートル四方に過ぎない。
 県令に開拓の必要性を唱えたロシア極東ウラジオストク在住の日本人外交官は「松島」が長崎とウラジオを結ぶ航路上にあると訴えており、位置関係上「松島」は鬱陵島だったとみられる。
 大久保は同年8月、「松島」について、太政官指令のもととなった明治9年の島根県の伺を挙げ、17世紀末の日朝交渉で鬱陵島渡航が禁じられたことから「本邦との関係はないものと決定」したと県令に回答した。この5カ月前に出された太政官指令は「磯竹島略図」の「松島」(現・竹島)を対象としたものではなかったことがうかがえる。
 そもそも、磯竹島略図など島根県の添付資料は、太政官指令の根拠ではなく、行政上の効力が生じないとの見方がある。太政官指令は、島根県の伺に対してではなく、内務省の伺の追認だからだ。内務省の伺には、鬱陵島である「竹島」のみが本文に記載され、「松島」(現・竹島)の記述はない。
 韓国は、太政官指令を明治政府が竹島を放棄した証拠だと強調し、小学校の教科書などにも記載しているという。藤井氏は産経新聞の取材に、「大久保の回答によって太政官指令は磯竹島略図の『松島』(現・竹島)を対象にしていないことが裏付けられる。指令をめぐる韓国の主張の前提が崩れた」と語っている。」
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👪28〕─3─戦争の男性原理を壊す女子兵士。男は猿から多くの弱点を受け継いでいる。〜No.137No.138 

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 最近の戦争・戦闘・格闘技もののアニメ・マンガ・映画で、戦う主役が大人男性から女性や子供モノが増えている、たとえ大人男性が主役でも戦う女性や子供が助ける物語が増えている。
 つまり、戦う女性や子供が増える事で、女性や子供が社会的弱者ではない事が認識され始めている。
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 2022年4月23日号 週刊現代「今日のミトロジー  中沢新一
 戦闘女子
 セラフィマまで
 甲冑に身を固めたジャンヌ・ダルクから、ナウシカや超合金戦闘スーツをまとった綾波レイをへて、スターリングラード攻防戦の狙撃手セラフィマ(*)にいたるまで、戦闘する女子のイメージは、ファンタジーの中で息の長い生命力を保ち続けている。それはこのイメージが、私たちの無意識に深く根を下ろしているからである。
 (*)逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
 これをこれまで男性が独占してきた活動領域に、女性が対等な立場で進出してきたことの証という程度のものとみるならば、私たちは戦闘女子というイメージの価値を、低く見積もっていることになる。このイメージは、人間の無意識にセットされた、重要な原型を示しているのだ。
 この原型は、戦闘女子のイメージをとおして、男性原理によらない戦争というものの可能性を思考しようとしている。人間はこのままで、戦争と男性性をほぼ一体のものとみなしてきた。男たちが武装して、共同体の女性や子供たちや年寄りを守るために、敵と戦うのである。重い武器を担いで、長距離を移動したり、ごつい機械を操作したり、敵と直に遭遇したときには筋力をフルに駆使して格闘する。そういうことができるのは、体力に勝っている男性にかぎる、というのが、戦争と男性性を一体と考えてきた常識の根拠である。
 男性によらない戦争
 しかし、人間の無意識はもういっぽうで、戦争と男性性はもともと別物で、男性原理によらない戦争の可能性なのではないか、とも密かに思考してきた。男性が中心となって社会や国家はつくられ、そのおおもとになる権力を、長らく独占してきた。この歴史的過程の中で、国家や社会の権力は『戦争』という別原理の活動領域を、細胞中のミトコンドリアのように、自分の内部に組み込んできたのである。
 権力は世界に秩序を与えて、固い組織をつくろうとする。それにたいして戦争は、できあがった秩序を壊して、ものごとを流動化させることをめざす原理にもとづく。そして、戦争の帰趨(きすう)がはっきりしたところで、勝ったほうの権力が新しい秩序をつくる。こうして戦争は権力に呑み込まれ、長いこと一体になってきた。そのために、もともと権力とは違う原理を持つはずの戦争までが、男性性と一つのものであると、信じられてきた。
 ところが、人間は無意識の中で、男性的権力と戦争の原理は別物ではないか、と感づいていた。男性の権力に組み込まれていない状態の、純粋な戦争の原理を考えることが可能なのではないか。そこで生まれてきたのが、女性戦士のイメージである。筋力の不足は技術や鍛錬によって補うことができる。兵器の扱いや乗り物の操縦なら、むしろ女性のほうが上手かもしれない。すばやい身ごなし、機敏な頭脳に関しては、男女の間に大きな違いはない。
 こうして、まずファンタジーの世界で、戦闘する女子の活動する物語が生まれた。男性=権力=戦争という三位一体が壊れ、戦闘女子のイメージが、新しい生命観と新鮮なエロティシズムを放ちながら、ファンタジーの世界に華々しい浮上をとげている。
 ファンタジーの世界に起きていることは、遠くない未来にかならずや、現実のものとなる。世界の秩序を揺るがして流動化する戦争の原理は、いずれ男性性の支配から解き放たれるときがくるだろう。男性性によらない戦争の現実は、戦争と平和の概念を、根本から変えていくだろう。戦闘女子のイメージは、その日に向けたイメージトレーニングを、準備しているのである。
 同志少女の撃つべき敵
 男性性と戦争の結合が生む、もっとも由々しき現実は、性暴力の問題である。戦争は平常的の秩序が一時的に無効になる時間をつくりだすので、その間、社会ルールが働かなくなる空白が生ずる。市民の暮らす空間に兵士が入り込んでくるとき、市民への暴力行為に及ぶことがあり、その最中に女性にたいする性暴力が発生しやすい。
 戦争と男性性が切り離されるとき、このような戦時下における暴力の性格には、大きな変化が起こるに違いない。戦闘女子が男女の市民にたいして性的な暴力を振るまうという事態は、考えにくいからである。人類の男性は、猿から受け継いだ多くの弱点を持つ動物である。グループ内での順位への強い関心や、優位性を演ずるためのマウンティング体質、他者を服従させようとする欲望、弱いものいじめなど、こうした猿以来の体質が合わさって、人間の権力欲が生まれている。こうして男性的特質w、ファンタジー中の戦闘女子の多くは、心から嫌悪している。
 男性性のくびきから自由になった戦争の原理は、行き詰まった現実の秩序を蘇らせるため、創造的破壊行為として、新しい意味づけを持つことになるだろう。戦闘女子のファンタジーは、人間の無意識の中で眠り込まされてきた、この純粋戦争の原理を呼び覚まそうとしている。『戦争を消滅させるためには戦争によらなければならない』(レーニン)は、戦争から男性性を切り離すための別の戦争によって、これまでの戦争そのものが終わるという認識を示していると理解するとき、はじめてまともな意味を持つようになる。同志少女が撃ち抜こうとしていたのは、まさにそこである。」
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 2022年5月6日・13日号 週刊ポスト「情報戦争の見方
 池上彰氏が現地取材ジャーナリスト水谷竹秀氏と緊急対談
 『ウクライナは分断され、第2の朝鮮半島と化す』
 ロシアによるウクライナ侵攻は、日々、双方が戦況について異なる発表をするため、実態が摑みにくい。私たちはどのように情報に接すればいいのだろうか。池上彰氏と、現地で取材を続ける水谷竹秀氏がリモートで緊急対談した。
 『このままではメディアが戦争代理店になってしまう』(水谷氏)
 『ウクライナは自分たちに有利な報道をしてもらいたい思惑がある』(池上氏)
 頭部がない女性の遺体
 ……
 志願した女子大生兵士
 池上 21世紀になってヨーロッパの主権国家に他国の軍隊が攻め込むなんてあり得ないと誰もが思っていました。戦車戦で戦車が大量に破壊されるなんて、20世紀前半の戦争ですよ。ウクライナ戦争は明らかに21世紀の戦争です。
 水谷 それはものすごく感じています。戦争勃発後、ウクライナの被害者の遺体写真が情報源も不明なまま、即座にSNSで拡散されました。ウクライナ軍の死者についてゼレンスキーは3,000人とするが、ロシアは2万人と言う。双方の主張に隔たりがありすぎて、どの情報を信用していいのかわかりません。情報戦が過激化するなかで僕ができることは、ひとつひとつの証言の裏取りを重ねていくことだけです。
 池上 ただし地道に証拠を積み上げるようなルポよりも刺激的で衝撃的な内容が好まれるのが、戦争報道の一番のジレンマです。そんななか、水谷さんは工夫をして、
地域防衛隊に志願した女子大生兵士というキャッチーな話題も取材していますね。こういうルポなら日本の読者も興味を持つはずです(『FRIDAY』4月22日号)。
 水谷 男性が志願するのはなんとかわかるんです。でも女子大生が地域防衛隊に志願したり、一般女性が訓練所でカラシニコフの使用法を学んだりするのは、どういう気持ちなのか興味が在りました。
 池上 ルポを読むと、女性での本当に故郷を守りたいんだという切迫感がつたわってきました。
 水谷ただし、本音は異なる部分もあるんです。長く一緒にいて打ち解けたコーディネーターに『いざという時は武器を持って戦うのか』と尋ねると、しばらく悩んでから『戦うしかない』と言葉を絞り出しました。その一方で彼は、『正直に言うと、人を殺すことは望んでいない』とも打ち明けてくました。
 池上 重い言葉です。
 水谷 今回の戦争が始まってから、18~60歳のウクライナ人男性の出国を禁じる大統領令が出ましたが、実際に国境付近で賄賂を払って国外に出る男性もいるので、『○○は裏切り者だ』と非難されます。でもコーディネーターは、『恐怖心から保身に回って、逃げる奴の気持ちもわかる』とも言いました。これが戦場における葛藤であり、単に白か黒かでは分けられないはずです。
 池上 何かあれば武器を持つけれど、本音では人を殺したくないというのが、まさに人間の本心です。
 水谷 時間をかけて人間関係を築くことで、初めて聞くことができる答えがあると思います。
 池上 まったくその通りです。私はテレビの仕事を長くしていますが、テレビは『ここが爆撃されました』と戦闘報告をして住民にマイクを向ければ取材が終わります……」
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 日本のアニメでも少年だけではなく少女や女性が主人公として戦争に参加し、敵を倒す物語が増えている。
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 武器の改良で、戦争は男性だけではなく女性も子供の参加する事になった。
 つまり、戦場で、戦闘で、男は女性や子供を守る義務から解放されつつある。
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 2022年5月号 WiLL「たたかうエピクロス 古田博司
 『ジェンダー』とは女性快楽主義者の墓標であった
 『ジェンダー』とは性別否定辞
 ……
 ヴェイユまでジェンダーする気?
 とすれば、シモーヌ・ヴェイユのこんなのも、ジェンダー論者には禁句になってしまう。
 『野心は主として女性のものである。男性は海や大地や金属やその他の相手に戦うすべを知っているか否かによって評価されるが、女性はひとに気に入られる度合いによって評価される。これには法則も節度もない。子供たちが一番であることを欲するのは、かならず母親である』(『カイエ』1、みすず書房、1998年、112頁)。
 だが、これは結構当たっているのだ。男は大地や金属や料理や骨董品とも、戦ってしまう。つあり戦っていることを評価されたいがために、人と競い合う過程で凝りに凝ってしまうのである。
 ……
 少し前、男と女とどちらが嫉妬がひどいか、という議論が巷間であった。私は言わせれば、男の方が嫉妬深いに決まっている。互いに日々、会社や職場で戦い競い合っているからだ。産経新聞社、某女史いわく、『男族って本当に嫉妬深い。女族はあんなことないわよ』。それには、次にこう続けられた。『先生の教え子でうちの男性記者たちって、ホント、ゴマすりがひどいわよ』。そこで、教え子のS君たちに問いただすと、『先生ねぇ、ゴマすりも競争なんですよ』と、応じたので、『ゴマすりがうまいやつまで嫉妬されるのか』と、私は心底あきれた。『嫉妬のひどさ』は、男性の社会的表象である。
 男たちは何も気づかなかった
 ……」
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戦争は女の顔をしていない 2 (単行本コミックス)
同志少女よ、敵を撃て
戦争は女の顔をしていない 3 (単行本コミックス)
戦争は女の顔をしていない 1 (単行本コミックス)
戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)
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 女性兵士や子供兵士は、昔では考えられなかったが、これからは当たり前になっていく。
 戦争に参加する女性兵士や子供兵士の話が増え、事実、ウクライナ戦争においても女性狙撃手の話が英雄談として広まっている。
 その延長上に、女性の国王・皇帝、大統領・首相がある。
 そして、兵士・戦士となった彼女らから女性特有の笑顔は消えていく。
 女性は平和的反戦的、男性好戦的闘争的、はウソである。
 男が戦争を始めて、女性や子供被害を受ける、は半分正しく・半分間違っている。
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🏹21〕 ─2─中国・朝鮮の侵略から日本と壱岐を守る人神・少弐資時。壱岐神社=靖国神社。~No.68No.69 

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 日本の戦争は、古代から積極的自衛戦争であった。
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 古代から朝鮮人は、日本民族日本人にとって友・友人、親友ではなく敵であった。
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 歴史的事実として、古代から、日本は被害者であり、中国や朝鮮は加害者であった。
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 朝鮮の日本への攻撃で、大陸の大国(中国・ロシア)と連合すれば侵略行為であり、朝鮮だけの単独であれば海賊行為である。
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 日本の朝鮮に対する偏見と侮蔑と差別は当然の権利であって、差別主義による犯罪・悪ではない。
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 令和4年5月号 正論「『日本製』を求めて。   漫画家 清水ともこ
 長崎縣壱岐市壱岐
 壱岐はその昔『一支(いき)國』と呼ばれた
 海上での交易の要所として魏志倭人傳にも登場
 原(はる)辻遺跡に当時の様子が展示されている
 長崎縣にある古墳の約6割が壱岐に集中
 また
 訪れて氣付くのが
 至るところに祈りの場所があること
 千もの社(やしろ)や祠(ほこら)が存在するという
 漁業や海運の無事を祈り
 海から還らざる者たちへの思いは言いうまでもなく
 國境に近いことから
 島全体が戰場と化した
 元寇があったことも大きい
 弘安の役
 19歳で討死した少弐資時
 12歳の時文永の役で初陣を果たし
 鎌倉武士であった祖父、父とともに日本軍を率いて壱岐を守るため戰った
 その墓はショウニイ様と呼ばれ
 一帯は地元住民の憩いの場である少弐公園だ
 資時は壱岐の守り神として
 壱岐神社 壱岐護国神社もご祭神となり
 芦辺(あしべ)港に建つ銅像とともに
 今も壱岐と日本を見守っている
 『日本製』、ここにあり。
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 人神・少弐資時は、英雄の御霊=善神であり呪い祟る怨霊=悪神であった。
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 昔の日本人と現代の日本人は別人のような日本人である。
 現代日本に武士・サムライはいなし、現代の日本人は武士・サムライではない。
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 武士は、味方が数百人で敵が数万人、多勢に無勢、戦えば必ず負けると分かっていても、死を覚悟して、万に一つの勝利を信じて敵陣に切り込んでいき全員討ち死にした。
 それが日本民族日本人の生き様で、現代の日本人にはない不様のように見える「潔さ」であった。
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 ウィキペディア
 少弐 資時(しょうに すけとき)は、鎌倉時代中期の武将。少弐経資の長男。壱岐国守護代。 
 生涯
 文永11年(1274年)の文永の役で、叔父・少弐景資に従って12歳で初陣を果たした。弘安4年(1281年)の弘安の役では、祖父・資能や父・経資らと共に日本軍を率いて、壱岐島を占領する東路軍との奮闘の末、戦死する。享年19。
 この壱岐島の戦いで敗退した東路軍は壱岐を放棄して、平戸島に移動した。後に叔父・景資は、鷹島で蒙古軍を殲滅した。大正4年(1915年)11月10日、従四位の位階が追贈された。
 壱岐神社壱岐護國神社壱岐市芦辺町)の祭神として祀られており、また、隣接する少弐公園には、「ショウニイさま」と呼ばれていた少弐資時の石積みの墓がある。
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 © 2020 (一社)長崎県観光連盟 長崎県文化観光国際部観光振興課
 少貳資時の墓 (しょうにすけときのはか)
 弘安のヒーローの墓
 1281年(弘安4)弘安の役では、4万もの蒙古東路軍が対馬を襲い、次いで壱岐に攻め込んで来ました。北西部海岸(瀬戸浦)と勝本から上陸した元軍を迎え撃ったのが、当時の壱岐守護代、19歳の少貳資時でした。船匿城(ふなかくしじょう)で全滅したと伝えられています。
 少貳公園の松林の中に資時の墓があり、展望台の近くには防人ののろし台や、弘安の役の碇石があります。
 ※少弐資時像は芦辺港フェリーターミナル前にあります。(芦辺町箱崎中山触2575-22)
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 ウィキペディア
 壱岐神社(いきじんじゃ)は、長崎県壱岐市に鎮座する神社である。
 祭神:亀山天皇後宇多天皇少弐資時公を主祭神とする。
 概要
 祭神の亀山天皇後宇多天皇元寇の役に日本国の危き時に国家安泰を祈願した。また祭神の小弐資時公は元寇で命を捧げた。 祭神は、国難事変に際して神威を顕し、平時に於ては国家の平和を護り給う神々である。 壱岐島民は昭和3年(1928年)以来、壱岐神社御創建の事業を進め、昭和19年(1944年)本殿の建設を実現した。昭和23年(1948年)11月3日に御祭神三柱の鎭座祭を執行し、同27年(1952年)には壱岐護国神社の鎭座祭を執行した。壱岐で一番新しい神社である。
 歴史
 昭和19年(1944年) 本殿建設
 昭和23年(1948年) 祭神鎮座祭
 昭和27年(1952年) 壱岐護国神社
 昭和31年(1956年)11月8日靖國神社における壱岐郡出身の戦病没の御分霊奉遷する。壱岐護國神社併称を承認される。
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 日本の戦争は、外国からの日本侵略と天皇殺害に対する合法的正当防衛としての積極的自衛戦争であった。
 自衛とは、ロシアの軍事侵略、キリスト教の宗教侵略、アメリカの軍事侵略、ソ連コミンテルン中国共産党によるイデオロギー侵略であった。
 そして、日本人共産主義者テロリストとキリスト教朝鮮人テロリストによる昭和天皇と皇族の暗殺失敗と、大陸系渡来人の東漢直駒(やまとのあやのあたいこま)による第32代崇峻天皇を暗殺である。
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 日本民族にとって、中国人と朝鮮人天皇殺し・神殺し・仏殺しの、冒してはならい穢してはならない尊き存在に対する「畏れ」を知らない、バチ当たりな、心が穢れた非人間であった。
 例えれば、イエス・キリストを殺したユダヤ人である。
 それ故に、日本は中国と朝鮮に対して偏見を持ち差別してきた。
 ユダヤ人のイエス・キリスト殺しは、聖書における信仰宗教であった。
 渡来人(外国人移民)の第32代崇峻天皇暗殺は、歴史的事実である。
 日本民族は、命を捨てても天皇を助け皇室を護ろうとするが、決して天皇を殺し皇室を滅ぼそうとはしない。
 歴史的事実として、権力闘争・政争で、天皇に即位する前の皇族は殺害され天皇を退位した上皇法皇島流しにあったが、日本民族日本人によって殺された天皇は誰もいない。
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 古代から北九州や西中国地方には、日本天皇への忠誠を拒絶し反旗を翻し日本国から独立する為に、中国大陸や朝鮮半島の敵日勢力と手を組み軍事支援を得て天皇に対して反乱を起こそうと企む反ヤマト王権勢力が存在していた。
 ヤマト王権は、国内外に数多くの敵と戦いながら日本統一を行い、天皇の下で日本を一つにまとめいた。
 天皇制度国家日本を取り巻く環境は、昔も現代も同じで、むしろ現代の方が悪化している。
 日本は、古代と同じように中国(中国共産党)、韓国・北朝鮮そしてそこに現代ではロシアが加わった4か国対日包囲網の中に存在している。
 そして、国内外に反天皇反民族反日的日本人達が暗躍している、彼らはマルクス主義者(共産主義者)とキリスト教徒、その他である。
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 親日・知日は、古朝鮮百済高句麗、古新羅渤海
 反日・敵日・侮日は、統一新羅、高麗、李氏朝鮮大韓帝国、韓国・北朝鮮
 韓国は反日派・侮日派であり、北朝鮮は敵日派・嫌日派である。
 日本人にとって朝鮮人とは、信用・信頼できる友・友人ではなく、頼もしい親友ではなく、命を預けて共の戦って生きる戦友でもなかった。
 いつ何時、寝首を掻きに来るか判らない、安心しているといきなり後ろから突然襲ってくる、油断も隙もない敵であった。
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 日本に逃れてきた朝鮮半島の難民や移民達には、帰化人と渡来人の二種類がいた。
 帰化人は、天皇に忠誠を誓い、日本国の為に働いた。
 渡来人は、天皇への忠誠を拒否し、日本国の為ではなく自分の利益の為に働いた。
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 592年 渡来人の東漢直駒(やまとのあやのあたいこま)は、大臣(おおおみ)の蘇我馬子の軽はずみな戯れ事を真に受け第32代崇峻天皇を暗殺し、馬子の娘を略奪して妻とした。
 渡来人の中国人や朝鮮人には、皇室に対する畏れはなく、天皇や皇族を殺す事に罪悪感はなかった。
 日本人の朝鮮人や中国人に対する偏見や差別はここから始まっている。
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 663年 唐は、白村江で日本軍を破り、日本侵略の為に山東半島などに大船団を終結させた。
 愛国者大伴部博麻は、白村江の戦いで捕虜となって唐に連れて行かれ、唐軍の日本侵略情報を日本に知らせる為に自分を奴隷に売って資金を作り、唐に残っていた遣唐使に渡して急ぎ帰国させた。
 天智天皇は、唐軍の侵略に備えて北九州から瀬戸内海にかけて水城(みずき)を築き、全国から防人を集めて配置し、万全な防備体制を固めた。
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 668年 草薙剣盗難事件。新羅の僧沙門道行は、尾張熱田神宮に祀られた御神体である「草薙剣」(三種の神器の一つ)を盗んで新羅に逃げ帰ろうとした所を捕らえられた。
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 672年 壬申の乱天武天皇の反唐派(反中派)・保守派は、近江朝廷を滅ぼし、大友皇子を自害に追い込み(追謚・弘文天皇)、親唐派(親中派)を政治の中枢から追放した。
 「大友王子とその周辺の五大官、そしてブレインの亡命百済人のみによって運営されていた近江朝廷は、急速に親唐外交路線へと傾斜していき、対新羅戦用の徴兵を急いだ」(倉本一宏『内戦の日本古代史』、講談社
 生き残った親唐派(親中派)の日本人や渡来人達は、地方ヘと逃げて土着した。
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 668年~780年 新羅は、朝貢の為に遣日本使を30回以上送った。
 新羅は、対唐(中国)政策として日本天皇に臣下の礼をとって忠誠を誓ったが、それは本心ではなくウソであった。
 つまり、朝鮮半島には信用・信頼、信義・道義など存在しない。
 日本にとって朝鮮は、親日・知日ではなく友・友人、親友、戦友にもならず、反日・敵日・侮日として油断も隙もない恐ろしい「寝首を掻きにくる敵」であった。
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 724年~749年 聖武天皇の御代では、日本各地で自然災害と西国で反乱が多発し、夥しい人々が犠牲となった。
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 764年 藤原仲麻呂の乱帰化人対渡来人の攻防。
 親唐派の藤原仲麻呂は、新羅討伐を計画して軍備を整えていた。
 孝謙上皇(女帝)は、唐から帰国した吉備真備坂上氏など帰化人軍事勢力らと図って藤原仲麻呂を滅ぼした。
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 811(弘仁2)年 弘仁新羅の賊。新羅船3隻は、新羅海賊船団20隻以上を手引きして対馬を襲撃した。
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 813年 第52代嵯峨天皇新羅の漁民と海賊の船団110人は、肥前の五島などに上陸して襲撃し、島民100人以上を殺害し、日本人を拉致して行った。
 五島の島民は、新羅人9名を殺し、多くを捕らえて役所に突き出した。
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 820年 弘仁新羅の乱。東国・関東には半島から逃げて来た移民・難民が多数住んでいた。
 天皇への忠誠を拒否した新羅系渡来人700人以上は、駿河遠江の2カ国で分離独立の反乱を起こした。
 が計画的な反乱ではなかったので、朝鮮半島の統一新羅は動かず日本を侵略しなかった。
 同様に、日本各地に定住していた新羅系渡来人や百済帰化人・高句麗帰化人も反乱に同調せず、日本を揺るがす内乱・内戦に発展しなかった。
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 869年 貞観の入寇。新羅の海賊。
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 870年 太宰少弐・藤原元利麻呂は、「新羅と通謀して謀反を企てている」との告発で捕縛された。
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 893(寛平5年)および894年 寛平の韓寇。新羅の海賊は熊本、長崎、壱岐対馬を侵略。
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 898年と899年に、大規模な反天皇武装蜂起を起こした。さらに各地で、幾つかの反日暴動を起こしていた。
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 906年 延喜の新羅の賊。
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 935年 統一新羅は、高麗の王建によって滅ぼされた。
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 997(長徳3)年 長徳の入寇。高麗の海賊の侵略。
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 1019年 刀伊の入寇満州騎馬民族女真族による北九州侵略。
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 文永の役(1274年)と弘安の役(1281年) 元寇。元(中国)・高麗・旧南宋連合軍による日本侵略。
 高麗軍は、日本人を虐殺し、子供約300人を強制連行し戦利品として忠烈王に献上した。
 日本人の子供たちは奴隷にされ、生きて日本に帰る事はなく異国で死んだ。
 捕らえた捕虜で、元南宋人(中国人)は助けたが、蒙古人や高麗人は殺した。
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 虐殺から生き残った対馬壱岐・北九州の住民は復讐で怒り狂い、前期倭寇となって報復として高麗(朝鮮)や元・明(中国)を荒らし回り殺害・強奪・強制連行を行った。
 前期倭寇が行った残虐行為は、「目には目を、歯には歯を」の「相手の仕打ちに対して同様の仕打ちで対応する」という合法的正当行為であった。
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 1392年 李成桂は、主君の高麗王を裏切って殺害し、高麗王族を根絶やしにする為に女子供まで容赦なく虐殺して、主家の高麗王朝を滅ぼして半島を統一した。
 李成桂は、明帝皇帝に臣下を誓い、明国の属国になり、半島に於ける正当な唯一の支配者・統治者と認められ、その証として「朝鮮」という国名と民族名を下賜された。
 この後、独立国君主でない朝鮮国王は、新たに国王に即位する為には明国皇帝からの認可が必要とされ、明国からの皇帝勅使一行を王都の城門前まで出向き土下座して迎えた。
 朝鮮の小中華思想では、中華皇帝によって正当性を認められた朝鮮人を上位者とし、正当性を認められていない日本人を下位者とし、その偏見で日本人を野蛮人と軽蔑し見下して差別した。
 歴史的事実として、人種・民族・部族に対する偏見・軽蔑・差別・迫害・弾圧・虐殺において、最も激しいのは中国であり、次ぎに朝鮮で、日本は東アジアで最も少ない。
 朝鮮人や中国人は、性悪説として、気が強く傲慢で、嘘をつき人をよく騙す。
 日本人は、性善説で、気が弱くお人好しで、嘘をつかず人に騙されやすい。
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 1419年 応永の外寇世宗大王李氏朝鮮軍による対馬侵略。
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 後期倭寇は、対馬壱岐・北九州などに拠点を持っていたが、日本人は1割以下で、大半が中国人・朝鮮人南蛮人であった。
 日本人は、大陸や東南アジアとの正当な合法的交易で利益を上げていて、人が嫌う危険な海賊行為=倭寇で荒稼ぎするほど物好きではなかった。
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 歴史的事実として、日本国内には中国や朝鮮のような血に飢えた盗賊・野盗・山賊・海賊のような兇悪な犯罪集団は少なかった。
 黒沢明監督の映画「七人の侍」の世界が日本の乱世であった。
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👪28〕─2─公正世界仮説。被害者の〝落ち度〟を探す。ネットにおける誹謗中傷。自己責任論。〜No.136 

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 2022年4月21日号 週刊新潮「令和の失礼研究所#これってアウト?
 石原壮一郎
 被害者の〝落ち度〟を探す
 『スキを見せたに違いない。むしろ本人のせいではないか』
 『露出度の高い服を着ているから、そういう目に遭うんだ』
 性犯罪の被害者は、罵詈雑言を吐くのを生きがいとするネットの匿名野郎だけでなく、身内を含めた周囲からも、あるいは警察官からも、そういった言葉を投げかけられます。
 『親切で言ってあげてるんだ』と言い張る人もいますが、傷ついている被害者をさらに深く傷つけるのは、どんな言い訳を引っ張り出してきても、正当化なんてできません。
 イジメの被害者に対しても同じ。
 『イジメられる側にも問題があったんじゃないか』
 『自分にできる対策を取らないから、イジメられるんじゃないか』
 イジメる側を責める声より、被害者を責める声のほうが目立つケースは、残念ながらよくあります。
 強盗やスリの被害者はもとより、たまたま乗っていた電車で暴漢に襲われた被害者にも、ときには自然災害の被害者にも、世間様は極めて熱心に、本人にもきっと原因があったはずだと考えずにはいられません。
 このところよく目にするのが、
 『侵略される国の側にも問題があるんじゃないか』
 という言い種(ぐさ)。有名無名を問わず、しょせんは安全な場所から無責任に眺めている人が、断片的な情報を元に『悲惨な被害を受けている側』の〝落ち度〟を探して、訳知り顔で指摘する──。どうしてそんな無神経なことができるのでしょう。
 ちょっと冷静に考えれば、
 『被害者の落ち度を探して批判するのは間違っている。悪いのは悪までも加害者である』
 『こうしたほうが危険が減るという対策の話と、被害者の〝落ち度〟を責める話は、まったく別である』
 という当たり前の結論になります。ここで例を挙げたどのケースも、『失礼』という言葉では言い表せないぐらい、被害者に対して残酷で罪深い愚かな行為に他なりません。
 『公正世界仮説』とは
 そうした行為を腹立たしく思ういっぽうで、恐ろしいのが、自分の中にも同じ『癖』があると認めざるを得ないこと。正直に白状しますが、これまでに私は、たとえば痴漢のニュースを見た瞬間、反射的に被害者の〝落ち度〟を探したくなったことが何度かありました。
 もちろん、次の瞬間に『それは違うだろ』と自分に突っ込みを入れて邪念を振り払います。しかし、なぜ反射的にそう思ってしまうのか、とても不思議でした。自己嫌悪にもさいなまれました。
 『おいおい、お前はひどいヤツだな。自分は絶対にそうは思わない。加害者に怒りを覚えるのみだ』
 そう自信をもって言い切れる人もいるでしょう。お恥ずかしい限りです。ただ、ふたたび正直に申し上げると、言い切れる人の大半は、自分にウソつくのが上手か、自分の気持ちを直視するのが苦手か、そのどちらかではないかと・・・。
 或る時、長いあいだ謎だった感情について、腑に落ちる説明をしてくれる理論を知りました。その名も『公正世界仮説』。
 世界は公正にできている。理由もなくひどい目に遭うはずがない。被害者には必ず原因があるはずだ。自分はきちんと生きているので、被害を受ける心配はない。・・・人は誰しも、そういう仮説を信じたい傾向があるという考え方です。
 人間は弱い生き物なので、あの手この手で『安心』の手がかりを探さずにはいられません。ひどい目に遭うのが偶然だとすると、自分にも可能性があることになります。自分には関係ないのだと『安心』を得るために、被害は必然だと思い込み、それが高じて理不尽な批判や攻撃をしてしまう。ああ、なんて身勝手な構図でしょうか。
 『公正世界仮説』は半世紀以上前に提唱され、研究が重ねられてきました。ここ数年、ネットにおける誹謗中傷や、貧困問題にまつわる『自己責任論』(貧しいのは本人の努力が足りないから)などへの批判の高まりとともに、あらためて注目を集めています。
 新型コロナに感染した人が、『自業自得だ』『感染するような行動をしていたからだ』と責められる風潮があったのも(いまだにありますけど)、これが影響していると言っていいでしょう。『自分は感染しないはず』と思い込むには、運悪く感染した人に〝落ち度〟があってくれないと困るわけです。
 2020年の夏頃、新型コロナへの感染は『自業自得』と考える人の割合が、日本は各国と比較してとびぬけて高かったという調査結果が話題になりました。『ああ、やっぱり』という印象でしたが、昔から日本には『自業自得』のほかにも、『被害者が悪い』と言いたい諺や慣用句がたくさんあります。
 『因果応報』『自分で蒔いた種』『身から出た錆』『雉も鳴かずば撃たれまい』『罰が当たる』・・・。
 気をつけているつもりでも、『被害者の〝落ち度〟を責めたくなる』という甘い誘惑あ、常に虎視眈々と私たちを惑わそうと狙っています。
 〝落ち度〟を探したくなったら
 なかなか厄介な『公正世界仮説』ですが、マイナス面ばかりではありません。『努力はいつか報われる』『お天道様は見ている』『正直者の頭に神宿る』という前提を信じることで、私たちは日々をきちんと一生懸命に生きることができます。
 だからといって、自分の心の平安を保つために、被害者を責めていい理由にはなりません。恥ずかしくて卑怯な失礼を避けるには、どうすればいいのか。『そんなことを考えてはいけませんよ』と自分にお説教しても、たぶん解決しません。
 私自身は『公正世界仮説』を知って、大げさに言うと生まれ変わることができました。被害者に〝落ち度〟を探したくなるたびに、武田鉄矢さんの口調で『このバカチンが!』と己を叱責しています。
 ほかにも、自分を大きく見せようとしたりなど、私たちの日常生活は、失礼を生む甘い誘惑にあふれています。失礼を追い払うために、ジタバタと戦い続けましょう。
 自分が気をつけると同時に、世の中に山ほどいる『被害者の〝落ち度〟を責めるのが好きな人』も、なるべく減らしたいのは山々です。しかし残念ながら、その気持ちよさに溺れている人は、何を言われても自分を変える気はありません。
 きっと報いを受けると信じて、とりあえずは距離を置きつつ冷たい目で見守っておきましょう。ん?これは『公正世界仮説』の悪い使い方なのか、いい使い方なのか・・・。」
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