☱21〕─3・D─昔の福田村事件と将来の首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山噴火の共通性。~No.48 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 一度ある事は二度あり、二度ある事は三度ある。
 日本人は、生まれ持って薄情・冷酷・冷血・冷淡で、本性は残虐で残酷で無慈悲である。
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 2023年8月8日 MicrosoftStartニュース 東京新聞「100年前の負の歴史「なかったことにできない」 関東大震災直後、行商9人惨殺 福田村事件の記録復刊
 1923年の関東大震災の直後、デマを真に受けた人々による朝鮮人虐殺が相次ぐ中、香川県被差別部落出身の行商団9人が千葉県福田村(現野田市)で惨殺された。この「福田村事件」を記録したフリーライター辻野弥生さん(82)=千葉県流山市=の著書「福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇」が、大震災から100年を前に復刊された。辻野さんは「都合の悪い歴史であっても、きちんと記録し、若い人たちに伝えなければ明るい未来はない」と訴える。(林容史)
 復刊された「福田村事件」を前に、歴史を次世代につなぐ大切さを説く辻野弥生さん=千葉県流山市
 © 東京新聞 提供
 辻野さんは流山市で同人誌「ずいひつ流星」を主宰してきた。1999年、朝鮮人虐殺事件を調べていたころ、ある人から「福田村事件についても書いてほしい」と資料を持ち込まれた。「地元の人にはとても書けないから」との理由だった。
 事件は、震災発生5日後の23年9月6日に福田村で起きた。香川県から薬の行商に来た被差別部落出身の男女15人のうち、妊婦や幼児を含む親子ら9人が自警団に殺された。聞き慣れない讃岐(さぬき)弁を話す一行が朝鮮人と決めつけられ、自警団に襲われたのだ。遺体は利根川に投げ込まれた。辻野さんは「普通に暮らしていた人たちが、突然9人もの人を殺してしまった。デマに惑わされ、職業や民族に対する根強い差別意識が群衆という塊になった」と指摘する。
◆「霊がようやく浮かばれました」
 100年前の負の歴史「なかったことにできない」 関東大震災直後、行商9人惨殺 福田村事件の記録復刊
 © 東京新聞 提供
 事件は長く歴史に埋もれていた。ようやく光が当たったのは44年前の79年、千葉県内の主婦が中心の「千葉県における関東大震災朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会」のメンバーが「犠牲者は香川県の人らしい」との情報をつかんだ。83年、香川県側に調査を依頼すると、当時の「県歴史教育者協議会」会長の石井雍大(ようだい)さんが生存者を探し出し、現場に居合わせた被害者側の証言が得られた。
 辻野さんの調査活動に注目した地方出版社「崙(ろん)書房出版」(流山市)は2013年に新書判を出した。本の中では、讃岐弁で語られた証言テープの内容に丁寧な解説を加えた。出版記念パーティーでは、香川から駆け付けた当時の「千葉福田村事件真相調査会」の中嶋忠勇会長が「利根川周辺をさまよっていた霊がようやく浮かばれました」と喜んだという。
 復刊された「福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇」
© 東京新聞 提供
 辻野さんの本は3刷りを重ねたが、出版元が経営難で19年に解散。絶版を惜しんだ「五月書房新社」(東京)が増補改訂版の発行を提案した。
 復刊に当たって内容を大幅に加筆し、巻末には香川県立文書館が保管する生存者の手記全文を写真付きで掲載した。関係資料や当時の新聞記事などのほか、事件を描いた9月公開の映画「福田村事件」の森達也監督の寄稿も収めた。
 穏やかな表情の辻野さんの目に決意が宿る。
 「起こったことをなかったことにはできない。私たちには若い人に『こういうことがあった』と伝える義務がある。節目の100年を迎える今年が最後のチャンスです」
 本は46判、271ページ。税込み2200円。
 関東大震災朝鮮人虐殺 1923年9月1日の大震災直後、被害が大きかった東京や神奈川を中心に「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」などの流言が広がり、関東一帯に波及。あおられた民衆がつくった「自警団」や軍隊、警察などが朝鮮人を暴行、殺害した。間違われた日本人も犠牲になった。政府は、当時の軍隊や警察が虐殺に関与したことについて「事実関係を把握できる記録が見当たらない」としている。政府の中央防災会議が2008年にまとめた報告書では、震災の死者・行方不明者約10万5000人のうち「1~数%」が虐殺犠牲者だと推計している。
 【関連記事】"日本人が日本人を集団で殺害…関東大震災直後の忘れられた事件 現代に通ずる差別意識と偏見の暴走
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 日本人の共産主義者無政府主義者テロリストとキリスト教朝鮮人テロリストは、昭和天皇と皇族を惨殺すべく付け狙っていた。
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 大正12(1923)年9月1日 関東大震災
 9月16日 甘粕事件。白色テロ
 12月27日 虎ノ門事件。無政府主義者の難波大助は皇太子・摂政宮裕仁親王(後の昭和天皇)を狙撃したが暗殺に失敗した。
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 大正13(1924)年1月5日 朝鮮人テロリスト集団の義烈団による二重橋爆弾事件。
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 昭和6(1931)年9月18日 満州事変。
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 昭和7(1932)年1月8日 桜田門事件。上海系朝鮮人テロリストによる昭和天皇の暗殺を狙った襲撃事件。
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 近い将来日本を襲うであろう首都直下地震南海トラフ巨大地震、富士山噴火などの巨大災害での最悪すぎる事態とは、関東大震災で起きた朝鮮人・中国人・日本人部落民虐殺事件が再び起きる可能性である。
 日本人の中国人や韓国人・朝鮮人に対する嫌悪感が増大し偏見と差別が深化すると、右翼・右派・ネットウハ、その他の人種差別主義者が外国人排除の自警団を結成し虐殺に暴走する危険性がある。
 昔と違い今の中国共産党政府や韓国・北朝鮮は、同胞が日本人暴徒によって惨殺されるのを放置する事はなく、被災地日本に軍隊を派遣しても同胞の生命と財産を守ろうとする怖れがある。
 事実、中国共産党政府の駐日大使館・領事館は、日本で災害が発生すれば、日本の政府の災害支援や地方自治体・地域住民の避難所から同胞被災者を切り離して独自に設置した避難施設で支援を行っていた。それは、国内国家的状況を生み出していた。
 移民大国となりつつある日本は、国民の多様性として民族的単一性を放棄し、異民族による暴動・内戦・反乱という世界の常識を受け入れた事を意味する。
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 ロシアは、「ウクライナのロシア系ウクライナ人と親ロシア派ウクライナ人をネオ・ナチ勢力から守る」を大義名分といてウクライナを侵略した。
 親ロシア派ウクライナ人は、ロシア軍を解放軍として歓迎し、ロシアの軍事占領に協力し反ロシア系ウクライナ人をロシア軍に告発して殺した。
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 8月8日 MicrosoftStartニュース 現代ビジネス「「巨大地震」がいよいよやってくる…日本に決定的に足りない「最悪すぎる事態」の想定
 © 〔PHOTO〕iStock
 首都直下地震南海トラフ巨大地震、富士山噴火……過去にも起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか。私たちは命を守るために何をやるべきなのか。
 注目の新刊『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」がありありと描かれている。
 南海トラフ巨大地震、そして富士山噴火…
 政府の地震調査委員会が2022年1月、南海トラフで今後40年以内にM8~9級の巨大地震が発生する確率を引き上げたことをご存知だろうか。
「そのとき」、一体何が起こるのか?
 〈内閣府の「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書」(2014年3月)によれば、宝永地震のような南海トラフの大規模地震が発生した後には周辺の地殻に加わる力に大きな変化をもたらす。
 発生後に地震や火山活動が活発になる場所が現れ、宝永地震発生の翌日早朝にはM6.5程度の地震が富士山の東麓で発生。そして、49日後には富士山の噴火活動が始まる。
 大量の火山灰が飛来し、地震による被害が少なかった関東平野でもダメージが生じた。この「宝永大噴火」は2週間も断続的に続き、江戸にまで火山灰は降り積もっている。
 報告書は「少なくとも宝永地震のような非常に大規模な地震の発生後数ヶ月間は、誘発される別の地震や噴火、土砂崩れなどの災害にも注意が必要である」と指摘している。〉(『首都防衛』より)
 日テレNEWS
 先月の日向灘震源「特段の変化を示すものではない」 南海トラフ巨大地震に影響を与えない見解、気象庁の検討会
 かつて一度起きた「巨大地震と富士山噴火」は何を意味するのか。
 それは、大地震と富士山噴火が連動するという恐怖だ。
 「大連動」に備えよ
 2023年9月、関東大震災から100年を迎える。
 国や自治体は大災害への備えに向けた検討を重ねているが、複数の巨大災害が襲ってくる事態について一人ひとりが「最悪の想定」をしておきたいところだ。
 〈国や自治体は、それぞれの大地震や富士山噴火といった被害想定・避難計画の検討を重ねる。
 だが、はたして一つひとつは「単体」として起きるだけなのか。
 富士山の噴火は、南海トラフ巨大地震との連動が指摘される。そして、南海トラフ巨大地震の前後には首都直下地震が発生し得ると警鐘を鳴らす専門家にも私は出会ってきた。
 とはいえ、それらを総合的に想定したものは我が国には存在していない。
 危機管理の要諦が「最悪の事態を想定する」ことにあるならば、首都直下地震南海トラフ巨大地震、富士山の噴火という3つの巨大災害がほぼ同時に発生する事態も考慮しておかなければならないだろう。
 少し怖く聞こえるかもしれない。だが、これらは決して絵空事とは言えないのだ。実際、我が国には3つが「大連動」した歴史があることは理解しておく必要がある。〉(『首都防衛』より)
 首都直下地震が起きたら何人が犠牲になるのか、朝・昼・夕で被害はどれだけ違うのか、なぜ「足立区」が一番危ないのか……多数のデータと専門家の知見を収めた『首都防衛』なども参考に「そのとき」に備えたい。
つづく「『まさか死んでないよな…』ある日突然、日本人を襲う大災害『最悪のシミュレーション』」では、日本でかなりの確率で起こり得る「恐怖の大連動」の全容を具体的なケース・シミュレーションで描き出している。
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