☳41〕─1・E─ソウル中央地裁、韓国軍によるベトナム民間人虐殺で国の責任認めた判決。2023年。〜No.147 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 2023年9月2日 YAHOO!JAPANニュー スハンギョレ新聞「韓国軍によるベトナム民間人虐殺で国の責任認めた判決、英語・日本語・ベトナム語
 事業費620万ウォンを市民の募金で…国連と世界各国に
7月29日にベトナムの韓国軍参戦地域を視察した韓国平和紀行団のシン・ヨンオク団長(左)が、大韓民国を相手取って国家賠償訴訟を起こしたグエン・ティ・タンさんにベトナム語に翻訳された一審の勝訴判決文を手渡している=韓ベ平和財団提供
 韓ベ平和財団(カン・ウイル理事長)は1日、ベトナム戦争民間人虐殺に対する大韓民国の責任を認めた国家賠償訴訟の2月7日の一審勝訴判決文をベトナム語、英語、日本語に翻訳する作業が完了したと明らかにした。今回の事業は、韓ベ平和財団をはじめとする複数の人権・市民団体からなる「ベトナム戦争問題の正義にもとづく解決のための市民社会ネットワーク」によるもので、オンライン寄付サイトで693人から寄せられた620万ウォン(約68万6000円)の事業費で進められた。
 韓ベ平和財団は「判決文の3つの外国語への翻訳と監修に丸4カ月かかった。この翻訳を受け取った最初の主人公は訴訟当事者のフォンニ村のグエン・ティ・タンさんだった」と明らかにした。グエン・ティ・タンさんは、8歳だった1968年2月2日、クアンナム省ディエンバン市社ディエンアン坊フォンニ村にやって来た韓国軍青龍部隊(海兵第2旅団)の部隊員の銃撃によって母親や姉ら4人の家族を失い、自身も左脇腹に銃傷を負った。その後はトラウマに苦しみながら生きてきた。
 グエン・ティ・タンさんは2020年4月、民主社会のための弁護士会(民弁)の弁護士を代理人としてソウル中央地裁に国家賠償を求める訴状を提出し、3年後の2023年2月7日に一審で勝訴した。判決を下したソウル中央地裁民事68単独のパク・チンス部長判事は、提出された証拠をもとに原告側の主張のほとんどを事実と認め、被告である大韓民国に原告に対して3000万100ウォンとこれに対する遅延賠償金の支給を命じる判決を下した。
 韓ベ平和財団は「この判決文の翻訳を国連大量虐殺防止および保護責任事務所(UNOSAPG)をはじめ、日本と英語圏の学者、研究者、作家、平和人権団体と、ベトナムの政府機関、博物館、大学、研究者、弁護士協会、文化芸術人、記者などに送った」と付け加えた。
 判決文を受け取ったベトナムの詩人のタンタオさんは「ベトナムにはフランスの法廷において枯葉剤被害の問題で訴訟闘争をしているチャン・トー・ガーさんがいる。戦争被害の責任を問うグエン・ティ・タンさん、チャン・トー・ガーさんのようなベトナム人の闘いが続くことを願っている。そのような意味で今回の判決文の翻訳はうれしかった」という感想を伝えてきたという。
 2月7日の判決は、歴史を省察する人権先進国の姿勢を世界に示した事件として韓国の市民社会に受け止められている。韓国の憲政史上初めて司法府でベトナム戦争における民間人虐殺被害が事実と認められた事件を契機として、世界各国の市民と共に戦争犯罪や国家暴力の問題を考えようとの趣旨から、判決文の翻訳は開始された。
 しかし大韓民国政府は3月9月、この判決に対して控訴の方針を発表し、7月7日には裁判所に126ページにのぼる控訴理由書を提出しており、現在は二審が進められている。大韓民国政府は控訴理由書で「戦争を行う国家は交戦中の行為が免責されること、ベトコンの身分とゲリラ戦の特殊性を考慮すると、純粋な民間人とベトコンを区分することは基本的に難しかったこと、この事件の加害者はベトコンや北ベトナム軍である可能性がかなり高いこと」などをあげている。
 コ・ギョンテ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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 韓国軍・北朝鮮軍そして中国軍は、人道貢献や平和貢献をおこなった日本軍とは違い、戦場で戦争に対する罪や平和に対する罪を積み重ねていた。
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 日本軍は、欧米列強の植民地支配からアジアを独立させ、白人によるアジア人の奴隷支配から解放する為に戦った。
 日本に帰還せずアジア各地に残留した旧日本軍兵士達は、「どうせ死んだ命」として、植民地支配に苦しむ現地住民に味方して各地の独立戦争に参加して戦死した。
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 韓国軍は、アメリカから戦争参加の多額な軍事費と大量の武器弾薬を提供して貰い、欧米列強のアジア植民地支配を守る為に戦い、白人に代わってアジア人を虐殺し奴隷として使役していた。
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 アジア、アジア人にとって、日本軍は解放者であり希望の光であった、対して韓国軍は抑圧者であり絶望の闇であった。
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