☷10〕─2─外国人にも佐渡金山の強制労働を説明せよ。イコモス勧告に韓国への譲歩促すような指摘。~No.27No.28 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 現代日本人で、超難関校出の高学歴であればあるほど、ある面で白痴に近いほどに愚かで、外圧に弱く、外交交渉で名も実も両方とも失っている。
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 2024年6月6日20:43 YAHOO!JAPANニュース 産経新聞佐渡金山、世界遺産登録へ前進 イコモス、日本に「情報照会」勧告
 「佐渡島の金銀山」の象徴になっている江戸初期の露頭手掘り跡「道遊の割戸」=新潟県佐渡市
 政府は6日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関のイコモスが、日本が世界文化遺産に推薦している「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)について、補足説明を求める「情報照会」を勧告したと明らかにした。勧告では「世界遺産登録を考慮するに値する価値がある」と認められており、政府は最終的な可否が決議される7月のユネスコ世界遺産委員会での登録を目指す。
 文化庁によると、イコモスは金山の価値を認めた上で、①明治以降の遺産が多くを占める一部地区の除外②遺産保護のための「緩衝地帯」の拡大③商業採掘を再開しないという約束-の3つの追加情報を求めたという。
 情報照会は4段階ある勧告の区分のうち、「登録」に次ぐ上から2番目。勧告で情報照会とされても世界遺産委で登録が認められた例は多い。ただ、世界遺産委で勧告通りに情報照会と決議されれば、登録は来年以降にずれ込むことになる。
 佐渡金山は国の文化審議会が2021(令和3)年、23年の登録を目指す候補に選んだが、文化庁は「(推薦書を提出するかどうかは)政府内で総合的な検討を行う」として対応を明確にしなかった。日韓関係への配慮があったとみられる。
 自民党の一部議員からの批判を受け、政府は22年に一転して推薦。しかし内容の不備を指摘され、23年の登録を断念し23年1月に再提出した。
 佐渡金山は「相川(あいかわ)鶴子(つるし)金銀山」と「西三(にしみ)川(かわ)砂金山」の2つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構は、世界的に例がないとされる。
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 6月7日21:37 YAHOO!JAPANニュース 産経新聞佐渡金山の世界遺産登録 イコモス勧告に韓国への譲歩促すような指摘 日本「歴史戦」は
 「佐渡島の金山」の史跡を視察する自民党有志による議員連盟=令和4年5月6日、新潟県佐渡市
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関のイコモスが「佐渡島(さど)の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録に関し、「登録」に次ぐ評価の「情報照会」と勧告した。佐渡島の金山に対しては、韓国が戦時中に朝鮮半島出身者の「強制労働」があったとして反発してきた。日本政府は当時の法令に基づいた「徴用」であると反論するが、勧告には、日本に譲歩を促すかのような指摘がみられた。歴史的事実を国際社会に正しく伝える「歴史戦」にどう向き合うのか、政府の姿勢が注視される。
 6日夜に内容が判明した勧告で、イコモスは次のような配慮を求めた。
 《鉱業採掘が行われていたすべての時期を通じた推薦資産に関する全体の歴史を現場レベルで包括的に扱う説明・展示戦略を策定し、施設・設備などを整えること》
 文化庁の担当者は、勧告後の記者会見で、求められた配慮の解釈を報道陣から問われ、勧告の文面には韓国など個別の国名の記載はないと説明。「われわれが答えるものではない」として明言を避けた。
 ただ、韓国は近代も含めた「全体の歴史」について説明が必要と訴えており、勧告はそれを暗に示唆しているのではないか、と読み取れる。
 政府は、ユネスコに推薦した佐渡金山の文化的価値は「江戸時代まで」に限定したもので、先の大戦に言及する韓国側の主張は「推薦の内容と直結していない」(政府関係者)と説明してきた。
 強制労働についても、2021(令和3)年、戦時中の国民徴用令に基づくため「強制」には該当しないとして「徴用」を用いることが適切だとする答弁書閣議決定岸田文雄首相もこの答弁書の踏襲を明言している。
 最終的な登録の可否は、7月21日からインドで開催されるユネスコ世界遺産委員会で話し合われる。今回の勧告は、関係者が期待した「登録」ではなく、補足説明を求める「情報照会」にとどまったものの、政府は世界遺産委で登録の決議を得る考えを表明した。
 情報照会は4段階ある勧告の区分のうち、「登録」に次ぐ上から2番目の評価だが、「世界遺産登録を考慮するに値する価値がある」との指摘も得ており、本番での〝逆転〟が期待される。
 文化庁によると、世界遺産委では、有効投票数の3分の2が賛成すれば登録が認められるという。
 ただ、21の委員国には、日本とともに韓国も選ばれている。韓国の対応次第で議論が紛糾する可能性もある。世界遺産委の開催までの約1カ月半、勧告が求めた「全体の歴史」の説明に対し、政府がどのように対応するのかが注目される。(梶原龍、玉崎栄次)
 世界遺産登録、韓国は「立場反映なら応じる」
 地元・新潟に戸惑いと巻き返しへの期待
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 日本の政治的エリートと進歩的インテリには、民族的な伝統力・文化力・歴史力そして宗教力を持っていないだけに、数万年前の旧石器時代縄文時代から日本列島で生きてきた先住民である日本土人日本民族を救う事はできない。
 日本は、中国や韓国との歴史戦に負け、日本国の国益や日本人の権利を守る事ができない。
 日本のメディアや教育は、日本の為ではなく中国や韓国の為に活動している。その証拠が、従軍慰安婦問題や軍艦島問題である。
 歴史的事実として、日本は被害者であって加害者ではない。
 エセ保守とリベラル左派は、中国や韓国・北朝鮮の肩を持つ。
 キリスト教朝鮮人テロリストは、日本人の共産主義者無政府主義者テロリスト同様に昭和天皇と皇族を惨殺すべく付け狙っていた。
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 6月10日7:50 YAHOO!JAPANニュース 中央日報日本語版「日本、9年前「朝鮮人の強制労働是認」…韓国、軍艦島の前例を佐渡金山交渉の武器とできるか
 日本が世界遺産への登録を推進している佐渡金山の一部建築物。中央フォト
 朝鮮人強制労役の事実に言及しないまま佐渡金山を国連教育科学文化機関(ユネスコ世界文化遺産への登録を推進している日本の動きを阻止するための韓国の外交戦が本格化する中で、韓日間協議の開始点は「端島炭鉱(別名軍艦島)の前例」になる展望だ。2015年、日本は軍艦島に対しても同じような姑息な手法を使って登録を狙ったが、結果的には世界の前で「朝鮮人が強制的に労働した事実」を認めることになった。
 【写真】2015年世界遺産に登録された「軍艦島
 韓国がこのような前例を活用できる理由はユネスコの諮問機構「国際記念物遺跡協議会(ICOMOS、イコモス)」の勧告のためだ。イコモスは6日、登録保留とともに「歴史全体を伝えなければならない」と勧告した。江戸時代に限定して佐渡金山の価値について認定を受けようとしていた日本の計画に支障が生じざるを得なくなった。
 これに先立ち、2015年軍艦島ユネスコ登録を推進していた時も、日本は強制労役(1940年代)時期を除いた1850年から1910年代に限定して軍艦島世界文化遺産認定を目指していた。当時もイコモスは歴史全体を扱うよう勧告し、韓日交渉の局面も一瞬でひっくり返った。
 当時登録判断を受けながらも前例のない勧告を受けた日本は一層不利な立場で韓国の相手をしなければならなくなった。結局、日本が登録確定と同時に「1940年代に一部施設で多くの韓国人と他の人々が『自身の意思に反して動員されて(brought against their will)』過酷な環境下で『強制的に労働した(forced to work)』事実があることを認識する」と公開的に明らかにすることで決着がついた。
佐渡金山の交渉出発線になる「軍艦島
 佐渡金山に対する研究権威者である日帝強制動員平和研究会のチョン・ヘギョン代表は9日、中央日報の電話取材に対して「両国が2015年軍艦島世界遺産登録事例をおいて佐渡金山に対する協議を行うことになるものとみられる」と展望した。チョン代表は「今回のイコモス勧告の核心は、関連国との協議で、2015年軍艦島登録当時に日本が強制性を認めた基準をそのまま適用することが望ましい」と説明した。
 日本の今回の佐渡金山登録推進の過程がさまざまな面で当時と似ている点で、韓国は日本が韓国人強制動員を事実上認めた当時の前例を基準として交渉を始めなければならない。特に軍艦島登録当時、日本が自分でした約束を守っていないことから、韓国としてはここで後退する理由がない。日本は東京に産業遺産情報センターを設立して「差別はなかった」という内容だけを反映して世界遺産委員会から約束未履行の指摘を受けてきた。
◇遺産登載「全体合意」で行われる
 韓国が世界遺産委員会委員国という点は軍艦島登載当時より有利に作用する可能性がある。通常、遺産登録は21カ国全体の合意(コンセンサス)で決まる。委員国1カ国でも反対すればコンセンサスは不可能だが、韓国が投票権を持っているだけにこのような手続きに関与できる余地が大きい。
 これに関連し、日本が最後まで我を張って交渉が事実上決裂し、投票で登録の有無を決める最悪の状況も仮定できるというのが政府側の雰囲気だ。投票まで行った後は委員の3分の2が賛成してこそ登録が決定されるが、事実、どちら側も十分な票を獲得できるかは確信することは難しい。
 韓国の委員国任期は2027年までで、日本が2025年まで委員国として活動できることと比べると長い。韓国政府関係者は「来年まで委員国として活動できる日本の立場では今年登録できなければ来年からは事実上難しいという判断をしていて、今年登録に必死になるだろう」と説明した。
 ただし、韓国だけでなく中国など他の被害国が存在した軍艦島とは違い、佐渡金山では韓国人強制労役だけが行われた点は注意しなければならないという指摘だ。それだけ客観的証拠の確保に困難が予想され、国際世論戦で限界として作用する可能性もあるからだ。
◇変化した政治環境は「変数」
 変化した政治環境も変数に挙げられる。2015年交渉当時、安倍晋三首相は高い支持率を得ていたのに反し、現在岸田文雄首相は歴代最低の支持率を記録している。このため軍艦島で「意思に反して強制的に労働した」ということを認めても保守世論の批判を突破できた安倍元首相のときとは違い、9月に再選を狙う岸田首相の立場としては佐渡金山の交渉で譲歩したように映る決定は大きな負担として作用する場合があるということだ。
 昨年から尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田首相がシャトル外交を再開するなど韓日関係改善が進んだが、「歴史問題」が両国首脳の新たなアキレス腱になる場合もあるという見方もある。ある外交消息筋は「今回の韓日交渉が国民感情を逆なでする政治的な問題に飛び火しないように合理的解決策を見出さなければならない」と話した。
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 6月10日 MicrosoftStartニュース 朝鮮日報「「外国人にも佐渡金山の強制労働を説明せよ」 世界遺産諮問機関が日本に勧告
▲日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ世界文化遺産への登録を進めている佐渡金山(新潟県佐渡市)の坑内の様子。写真=共同通信聯合ニュース
© 朝鮮日報 提供
 日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ世界文化遺産への登録を進めている佐渡金山(新潟県佐渡市)について「保留(情報照会、referral)」意見を出した国際記念物遺跡会議(ICOMOS=イコモス)が「外国人訪問客にも江戸時代およびそれ以降を含む金山の歴史全体を説明せよ」と提案した。佐渡金山は日本による植民地支配時代だった1939年以降、1000人を超える朝鮮人が強制労働をさせられていた場所だ。日本政府は佐渡金山の世界遺産登録を推進するにあたり、対象期間を江戸時代(1603-1868年)に限定することにより朝鮮人の強制労働を意図的に排除した、と批判されている。
 9日にユネスコのホームページに掲載されたICOMOS評価報告書によると、ICOMOSは日本に「鉱業採掘が行われていたすべての時期を通じた推薦資産に関する全体の歴史を現場レベルで包括的に扱う説明・展示戦略を策定し、施設・設備などを整えること」とし、「これは全世界の訪問客と(日本)国内・地域の観覧客を対象にしなければならない」と勧告した。「すべての時期を通じた全体の歴史」とは、日本による植民地支配時代の強制労働を含むものと解釈される。ICOMOSはまた、同報告書で「江戸時代とそれ以降の金山開発が空間的に重なる点を考えると、解説・展示は江戸時代に限ったことではなく、多様な金山開発活動および構造物に対する完全な理解を保障するため、それ以降の時期も含めなければならない」とも述べている。
 ユネスコの諮問機構であるICOMOSは、各国が登録を申請した世界遺産候補地を評価し、「記載(inscription)」「保留(情報照会、referral)」「記載延期(deferral)」「不記載(non-inscription)」という4つの勧告案評価結果のうちの一つを決定する。「referral」は歴史的価値は認めるが、一部の事案に関して補完が必要という意味だ。「referral」勧告を受けた文化遺産は、指摘された事案を補完すれば、その年または翌年に開かれるユネスコ世界遺産委員会(WHC)会議で世界遺産に登録される可能性がある。日本は来月、インドのニューデリーで開かれるWHC会議で、「佐渡島の金山」の登録を推進する方針だ。
 世界文化遺産の登録は規定上、WHCの委員国21カ国のうち、3分の2以上が賛成すれば決定されるが、慣例的に委員全員が意見に合意するコンセンサス(consensus)方式を取っている。韓国も日本と共にWHC委員国であるため、韓国政府が強く反対すれば登録に支障が出る可能性がある。
 チェ・ミンギ記者
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