☷34〕─1─「遵法精神」が弱い韓国人・朝鮮人。「法を守る=弱い人」。~No.87No.88 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 儒教価値観を持っている韓国人・朝鮮人と中国人は、公・公益・公徳より面子・私益・個人益を優先し、自分に不利となる法律を守る意志はなかった。
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 韓国人・朝鮮人は、事大主義として大国・強者に媚び諂う。
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 遵法精神において、日本人と韓国人・朝鮮人・中国人は違っていた。
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 2023年7月29日 MicrosoftStartニュース 日刊SPA!「韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も
 韓国では「線」を守らない人が多いという。「線」とは車が停止線を守らないという物理的な意味合いもあれば、人間関係の適切な距離感(線)を踏み越えて、深入りすることも指す。
 背景には、韓国社会に根付いた「遵法精神の弱さ」があり、多くの国民・メディアが「G8になれる」ことに固執していることにも繋がるというが、それは何故か。
 韓国と日本の文化・風習等を比較する作家・シンシアリー氏の新刊『韓国人として生まれ、日本人として生きる。』より、韓国のG8加入をめぐって見える韓国社会について紹介する(以下、同書より一部編集のうえ抜粋)。
◆韓国では、法律は権力者が操るべきだとされる
 © 日刊SPA!
 韓国では他人が作った法を守ることを、「従うこと」、弱い人がするものだとする考え方があります。もともと韓国では、「官尊民卑」といって、法律は権力を持つ人間が自分勝手に操るものだという考えが強く根付いています。だから、法律に違反するものでも、大衆が望むなら、そのほうが「上位」にあるべきだ、と考えます。
 特に、権力者たちに向ける大衆の怒りは、法律に反していてもかまわない、どうせその法律は権力者が自分に有利に作ったものだから、という「理解」が先行してしまいます。
 ちゃんと法を守ることを、権力者への「阿付(アブ、おもねること)」だとする認識もあります。そういう経緯で、「官尊民卑」を、(もともとは法を守らなくていいという意味ではないのに)法を守らなくていいとする言い訳、社会的理解の意味として使う場合もあります。
 これもまた同じく、学校でこういう内容を教えているわけではありません。でも、こういうのが「一般的」になっています。車が停止線をちゃんと守らないのも、そういう心理の現れではないだろうかと、私は思っています。
◆広島G7サミットを経て日本の国際的役割が大きくなった
 韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も
 © 日刊SPA!
 そういえば、ちょうど私が韓国旅行から日本に帰ってきたすぐ後に、広島でG7サミットがありました。この記事とは関係ないことですが、私は思った以上の実績を残した、日本にとって素晴らしいサミットだったと評価しています。
 岸田総理の外交については、特に対韓外交においては、率直に不安が多いですが、こういう全体的な外交においては、さすがは外交専門家出身といったところでしょうか。かなり良い感じです。
 G7首脳が原爆資料館を訪れて慰霊碑に献花したことが特に話題ですが、一時はアメリカの債権限度額問題で、G7サミットに参加しないのではないかと思われていたバイデン大統領がちゃんと参加して、クアッド首脳会議もG7で行ったこと。一貫した核心議題。
 ゼレンスキー大統領が来日したこともそうですし、ジル・バイデン女史が広島の平和を象徴する「折り鶴」ブローチを付けていたこと、イギリスのスナク首相が広島カープの赤い靴下を履いてきたという「小さな(しかし決して小さくない)」話題まで、いろいろと「良い会議になっていてよかった」と思える、そんな展開でした。個人的に、これから日本という国の国際的役割は、権利も責任もパワーアップすると見ているので、なおさらです。
◆韓国がG8になれないのは日本のせい?
 韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も
 © 日刊SPA!
 さて、なぜ急にG7の話が出たのかと言いますと。韓国側のメディアの主な反応は、「韓国はG8(一時ロシアがいたポジションに韓国が入る、またはG7加入国を拡大して韓国も入る)になれる」というものでした。
 前政権では韓国を「実質的G8」としていましたが、いまの尹錫悦政権では、「心理的G8」と表現しています。結構本気で、韓国の朴振外務大臣が、G7各国大使を集めて、「G8のために」と乾杯したりしました。しかも、まだ韓国がG8になれない理由は、「米国は賛成しているけど、日本が、アジア唯一のG7という自尊心を守るために、韓国の加入に反対しているからだ」というのが定説になっています。
 大手新聞『中央日報』を傘下に持つ中央ホールディングスのホン・ソクヒョン会長が、岸田総理と対談して、このことを岸田総理に直接聞いたこともあります(2023年5月11日、関連記事掲載5月15日)。
 岸田総理は、それは事実ではないとし、そもそも、G7加入国拡大についての議論そのものが無かった、と答えました。同じく、関連議論が無いというのは、米国側からも確認されているし、実際、広島G7サミットでそのような議論は一切ありませんでした。
◆韓国のG8加入について多種多様な意見がある
 それでも、ちょうどその頃、日韓首脳会談が開かれ、両国首脳が相互訪問するなど、関係改善ムードになっていました。だから、韓国では「日本ももう反対しないだろうから、韓国のG8加入は可能性が高い」という予測を一斉に出しました。
 もちろん、一部、「国際社会への貢献など様々な側面で、まだ韓国はそこまで成長していない」と指摘するメディアもありましたし、「政権の『旗色』によって、民主主義を代表するG7にふさわしくない外交政策を展開することがある」という客観的な分析もありました。
 でも、多くのメディアはG8になれる、韓国にはそんな資格があるという内容を競争的に取り上げ、褒め称えました。この「心理的G8」騒ぎはかなり話題になり、尹大統領の支持率にも肯定的に作用しました。
◆日本と韓国のメディア報道の溝は解決されないまま
 韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も
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 当時、日本側のメディアはG7首脳が原爆記念館に献花したことなどを集中的に取り上げましたが、韓国ではメインはG8でした。しかも、韓国には「原爆は天罰」とする歪んだ信念があるから、ほとんどのメディアは献花した事実だけを短く伝え、中には「日本はバイデン大統領が謝罪するように仕掛けたが、バイデン大統領は謝罪しなかった」と、まるで日本の何かの試みが失敗に終わったとするような、そんな趣旨の報道も目立ちました。
 もともと日本と韓国のメディア報道にはかなりの溝がありますが、G7サミット期間中はその温度差がとんでもなく広がっていました。でも、繰り返しになりますがG7でそのような議論は無く、ケーブルテレビ局「CBSノーカットニュース」は「日本と米国、(※韓国からもらうものだけもらって)食い逃げしたか」というタイトルの記事を載せたりしました。
◆「G8になれば、規則に従う側から、作る側になれる」
 さて、ちょうど韓国から帰ってきてブログ更新を再開した直後ということもあって、「心理的G8」関連記事はかなりの数を読んでみましたが、「で、G7(G8)になったら、何をするのか、何がしたいのか」については、何も書かれていませんでした。
 位相(地位)がどうとか、さらに国力が上がるとか、投資されやすくなるとか、そんな内容はありますけど、どれも蛇足のようなもので、一行にもならない分量だけ。
 そんな中、とても率直に書いた記事があります。5月19日の『毎日経済』ですが、そこにはこうなっています。「G8になれば、規則に従う側から、規則を作る側になれる」。そう、これでしょう。官尊民卑と書いていないだけで、これです。韓国で生まれ育ちながら見て聞いた経験のすべてをかけてもいいです。これです。ちょっと引用してみます。
 〈……尹大統領は今回の首脳会議でG7が韓国を含むG8に拡大するきっかけを設ける必要がある。G8になると、世界政治・経済秩序を構築する政策決定に参加できる。 他人が作った規則と秩序にしたがう立場から抜け出すことになるのだ。規則を定める国に、上がるのだ。特に、これまでG7財務長官会議は、グローバル経済危機のたびに解決策を模索する議論の場となった。正式加盟国になると、経済危機対応能力を高めることができる。国家信頼度が高まり、外国投資誘致も容易になるだろう……もちろん、正式加入は容易ではない。 全会一致の同意を得なければならないが、まず日本が賛成するかどうか疑問だ。日本との関係が改善されているのは幸いだ。尹大統領は米国・日本・英国首脳と会う予定というが、これらの国の同意を得るチャンスとして活用しなければならない……〉
◆「遵法精神」が弱い韓国人
 韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も
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 この「ルールを守る側から、作る側になる」というのは、韓国では他にも各分野で使われるフレーズです。そう、規則を守るのは、「力が無いから」、 または「その規則を作った権力者におもねるため」、韓国社会には、そんな考えが広く、そして深く根付いています。
 全員が何かの規則を破ろうとしているわけではありませんが、「守らないと」という認識が弱く、守らないことに対する拒否感がほとんどありません。それが、社会各分野で、物理的にも精神的にも、「線を守らない」という行動で現れるわけです。
 さらに頭の痛いことに、韓国では、こういうことを「韓国人に変えられないものはない」「韓国人こそ民主主義に向いている」とし、崇高なものとする主張が説得力を得ています。一時は各メディアからも「遵法精神が弱い」として指摘されましたし、最近も「なぜ規則をもっと重要視しないのか」という問題提起を試みるメディアもあります。でも、大して効果が無く、朴槿恵大統領を「数の暴力」で弾劾させてからは、さらに強くなりました。
官尊民卑から成る考えは左派に強い
 「官尊民卑だから規則は権力者だけのものである」。この考えは、保守派もそうですが、特に左派(リベラル派)に強いのが特徴で、これは、左派が負け組だった軍事政権時代(決まった定義はありませんが大まかに盧泰愚政権の1993年まで)、違法的なデモ活動を合理化するためにこのような思想を広げたという分析もあります。
 実際、左派は労働組合など市民団体と仲がよく、左派の人が大統領になると、警察さえも市民団体の違法デモにしっかり対応できなくなります。
 『韓国人として生まれ、日本人として生きる。』
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 文/シンシアリー 構成/日刊SPA!編集部
 【シンシアリー】
 1970年代、韓国生まれ、韓国育ちの生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住。2023年帰化。母から日韓併合時代に学んだ 日本語を教えられ、子供のころから日本の雑誌やアニメで日本語に親しんできた。また、日本の地上波放送のテレビを録画したビデオなどから日本の姿を知り、日本の雑誌や書籍からも、韓国で敵視している日本はどこにも存在しないことを知る。韓国の反日思想への皮肉を綴った「シンシアリーのブログ」は1日10万PV。『韓国人による恥韓論』『韓国人の借金経済』など著書多数
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