🪁16〕─1─漢民族中国人の本性は阿Q精神。〜No.50No.51No.52 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 中国の文化・芸術の多くは異民族征服王朝の時代に開花した。
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 中華民族とは、征服された漢民族と征服した諸異民族(夷狄)の事である。
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 2022年3月号 WiLL「断交覚悟! 中国幻想を捨てろ
 中国には伝統も格式もない。
 だから、何をしでかすかわからない恐ろしさを秘めている
 高山正之
 中国に幻想を抱く政財界
 玉虫色の外交ボイコット、親中派議員、林芳正を外相に据える・・・岸田政権の対中姿勢を見ていると、実に歯がゆい。しかも、そんな曖昧な態度をとる岸田政権に対して、財界側は賛同の意を表している。
 中国の蛮行が明るみに出ているにもかかわらず、日本の政界・財界はいまだに中国に対して幻想を抱いてるのか。そう思うと愕然とする。
 岸田の対中外交を見ていると、幣原喜重郎(1872年~1951年)を重い出す。1927年、南京事件(北伐途上の国民革命軍が南京入城の際に起こった事件)が発生した。軍人や民衆の一部が外国の領事館や大学、居留地などを襲撃して暴行・掠奪・破壊などを行い、日本人1人、英国人3人、米国人1人、フランス人の宣教師2人が殺害された。
 殺し方も残虐で、米人教授は拷問の挙句、生きたまま焼かれた。
 報復として英米の艦艇は城内に艦砲射撃を開始、陸戦隊を上陸させて居留民の保護を図った。ところが、当時外相だった幣原は、日本の駆逐艦を碇泊させていたのにもかかわらず、一発も砲撃をさせなかった。
 世に言う幣原の軟弱外交で、中国側はそれで日本与(くみ)しやすしとつけ上がり、その後も立て続けに事件が発生した。『暗黒大陸 中国の真実』の著者、ラルフ・タウンゼントが書いている──福州(福建省)では、日本人教師2人を蒋介石を支持する学生集団が殺害されるという痛ましい事件が発生している。続けて済南事件もあった。16人の日本人が蒋介石軍に拷問され、なぶり殺しにされた。一人の女性は強姦され、乳房を切り落とされ、両手を切り落とされ、局部に棒を突っ込まれて惨殺された。
 中国に対して宥和的態度をとると、これほど痛い目にあうという一例だ。
 先日、鬼籍に入った海部俊樹も対中政策は幣原流だった。
 中国当局民主化運動を武力鎮圧した1989年6月の天安門事件をめぐり、当時の海部政権は対中外交に関する極秘文書を作成したことが、外務省の外交文書一般公開で明らかになった。『西側諸国の姿勢を「制裁」と受け止め、これに反発している中国側の状況は民主化につながっていくものとならない』とした。関係改善には中国側の行動が不可欠だが、『一方的にそれを待つのみでなく、我々西側も同時に行動をとる』ことが必要と言っている。中国がいずれは民主化すると思いこんでいる。愚の骨頂だ。
 さらに海部は1992年の天皇・皇后両陛下訪中を実現させた張本人だった。……
 ……
 天皇訪中で中国に対する国際非難は随分解消された。中国は感謝してもしきれない話なのに、彼らはまともじゃない。天皇・皇后両陛下が訪中されたとき、中国側で接遇に当たった当時の首相は李鵬({りほう}総書記は江沢民)。そのわずか2年後の1994年、李鵬は豪州を訪問した際、『日本は20年もしたら国として存在していないのではないか。中国か韓国、あるいは朝鮮の属国にでもなっているかもしれない』と言った。これが中国人根性と言うのだろう。辻政信は『中国人は大義が分からない』と書いているが、彼らは恩義という言葉も分からない。
 ところが、日本はそんなことを言われながらも、このことから中国に対してODA(政府開発援助)を増やし続けた。挙句、新幹線のノウハウまで取られ、彼らは新幹線もどきのブランドで世界に中国製新幹線を売り出した。
 彼らは日本に寄生して自信を付けると、その仕上げが反日の国策化だった。2012年、日本政府による沖縄県尖閣諸島の国有化に抗議する中国の反日デモが北京や重慶など十数か所で同時発生した。明らかな政府主導で、彼らは歴史が示すように暴徒化し、パナソニックトヨタなど日系企業を襲い、打ち壊しと放火をやらかした。各地の日系百貨店やスーパーなども軒並み略奪にあった。
 しかし日本の新聞はこんなふざけた反日暴動を非難するどころか、そうやって暴れる『中国人市民は北京政府に対する不満のハケ口にしている』と暴徒化した市民に理解を示してみせた。
 パナソニックをはじめ、日本は中国に親切にも技術を提供してやり、ノウハウまでも伝授してやった。井戸を掘ってやったのに、ノウハウの種が尽きたら親切心まで井戸の中に放り込んで埋めてしまう。
 ……
 民族浄化の意図
 中国の傲慢さは周辺国にまで及んでいる。モンゴル、ウイグルチベット・・・国境を接する国々をどんどん呑み込まれていった。
 そのやり方も実に凄惨極まる。彼らの残忍さがいかなるものか、楊海英の『墓標なき草原』(岩波書店)で知った。文革期、毛沢東以下の中国人が内モンゴルを侵略し、本気でモンゴル人絶滅を図った。淘汰の手段として中国人は女性器の破壊をやる。抉(えぐ)り取って殺すか、二度と子供を産めない体にする。同書にはジュンガルの女性が犯され、女性器に棒を突き立てられた姿で『自殺した』と家族に引き渡された話や、素手で胎児を引き出す拷問も描かれている。胎児は死に、母は発狂した。
 ……
 粗末な漢民族の文化
 なぜ、ここまで残虐行為ができるのか。
 新刊の『中国への断交宣言』(新潮社)でも書いたが、習近平による『偉大な中華民族の復興』というスローガンがポイントになる。〝中華民族〟とは何か。佐藤優が『民族問題 学ばぬ習政権』(産経新聞/1月9日付)でウイグル人チベット人を同化させることで『中華民族』を実現させようとるのは自壊への道だと書いているが、要するに中華民族なんて幻に過ぎず、その正体は『漢民族+夷狄(いてき)』ということだ。
 ところが、この漢民族が問題だ。
 そもそも中国4000年の歴史の中で、漢民族による王朝は漢、宋、明と今の中共しかない。
 習近平が国連総会の一般討論に自分の執務室からリモートで出席したが、背後には万里の長城を描いた絵が掲げられている。本人は中国の誇る歴史建造物のつもりで披露しているようだが、歴史を見れば、その長城の内側が漢民族の住む、いわゆる中原(ちゅうげん)で、その長城を外来民族が越えてきて、中原を制して、新しい王朝を建ててきた。殷、周、秦、隋、唐、元、清と、みなそうだ。その間漢民族は彼らの奴隷として処遇され、その上に殷の青銅器文化を、唐の鉄器文化を、という具合に、異民族王朝が華麗な文化・芸術を開花させてきた。たまに異民族がやってこない時期、中原の民がこっそり自分たちの王朝を開いた。それが漢であり、宋、明だったが、大方の時代を奴隷で過ごしてきた彼らにいい文化はなかった。今に残る美術工芸品の何とお粗末なことか。
 漢の政治もお粗末でカネに困ると、官位まで売った。大金を積んで役職を得ると、その元手を取り戻すために任地で過酷な税を民に課した。民は食い扶持(ぶち)まで持っていかれ、かくて黄巾の乱が発生、漢は滅びた。
 宋のときは、北方から女真族の金に攻め込まれ、皇帝は囚われ、皇族の女たちは、妾(めかけ)にされ、幼い皇女らは金の官立の妓楼『洗衣院(せんいいん)』に入れて育てられ、上級娼婦扱いだった。そんな辱(はじかし)めを受けた宋が民にしたことは纏足(てんそく)の風習の押し付けだった。
 明にしても、初代は禿頭(とくとう)の乞食坊主、朱元璋。彼は『禿』とか『僧』とかの字を書いた者は己を侮辱したとして首を切った。世にいう『文字の獄(ごく)』だ。3代目の永楽帝は身内を殺して帝位を簒奪した。最後の皇帝、崇禎帝(すうていてい)は肉を削ぎ取って時間をかけて殺す凌遅(りょうち)刑が大好きで、自分の側近まで残酷刑に処した。その中には北辺を脅(おびや)かす満州族を蹴散らしてきた『明代の諸葛孔明袁崇煥(えんすうかん)もいた。
 彼の処刑で満州族は抵抗も受けずに山海関を抜け、北京に入った。民は進駐する彼らを歓呼して迎えた。それほど漢民族による王朝は嫌われていた。
 〝阿Q〟国家中国
 そして、今の中国共産党漢民族による4代目の王朝と言える。目下の皇帝は習近平であり、状況は明代に似る。財政は破綻し、空気も水も汚染され、人民は恐怖政治に脅えている。どうして漢民族による王朝は、ここまで陰惨になるのか。その性格をよく表しているのが、16世紀、李氏朝鮮時代の儒学者、林白湖(りんはつこ)が悲嘆しながら残した言葉だ。
 『四夷八蛮(しいはちばん)がみな中原(中国)に入ったのに、ただただ朝鮮だけができずにいる。こんな情けない国に長生きしていてもどうにもならない』
 中国のまわりの夷狄は、時を得て万里の長城を侵して中国を征服し、王朝を建ててきた。しかし華夷秩序の一番上にいる我ら朝鮮民族は、それすらできない。情けない民族だと嘆いている。
 しかし朝鮮族はまだ自分の国を持っているだけいい。中原の民の漢人は入ってくる四夷八蛮に支配され、自分の国にいながら奴隷にされてきた。その悔しさは林白湖以上のものがあり、それが朝鮮人を超える僻(ひが)みと妬(ねた)みと裏切りと平気で嘘をつく国民性を産み出したのだろう。
 そんな漢民族の形をよく表しているのが魯迅の『阿Q正伝』の阿Qだ。残忍さ、小狡(ずる)さに加え、身分の上下なく嘘を好み、手ひどく殴られても『子供に打たれたんだ。今の世の中は全く成っていない・・・』と虚勢を張り、でも努力を惜しむ。
 その虚勢の典型が伝説の国、夏(か)だ。漢民族は漢のとき初めて王朝を持った。それで漢民族と名乗るが、その前の殷、周、秦は間違いなく外来民族だ。それでは中国4000年の歴史とは言いにくい。被征服民と分かってしまう。で、すべての王朝の前に漢民族による『夏王朝』があったことにしよう。それで漢民族と言わず『夏漢民族』なんて言って辻褄を合わせた。なに歴史など適当でいいのさ、という阿Q精神が漢民族の正体なわけだ。
 それが今や中国共産党として中国や周辺民族を支配し、歴史改竄をどんどん進めている。
 ところが、漢民族にも一つ得意なことがある。宣伝工作だ。口八丁で、なかったこともあったことにして、どんどん流布(るふ)する。南京大虐殺30万人説はまさにその典型だろう。しかも性善説に拠って立つ日本人は、彼らの言い分を鵜呑みにする。そうやって、中国人の術中にハマってしまうわけだ。
 術中にハマった日本人
 ……
 ところが、袁世凱万世一系に引っかかった。中国は易姓革命で、誰でも皇帝になれる。万世一系を言う有賀の構想は却下された。漢は劉邦、明は朱元璋中共毛沢東・・・と、どんなに身分が低く、貧しく、無名な人物でも皇帝になれる権利を有す。これこそ『中国人の民主主義』だという主張だった。
 ……
 要するに易姓革命によって、中国の歴史・文化はいつもガラガラポンになり、1からスタートする羽目になる。だから、民族としての社会性や政治基盤、教育基盤がまったくない。日本人はそんな中国の本質を知らなかった。だから、いつも中国にかかわると、すべてのことが水泡に帰していく。
 断交する覚悟を持て!
 さらに孫文辛亥革命がなると『漢民族を中核にチベット満州イスラムの民を同化して中華民族とする』(五族協和)と言い出した。満州族王朝の植民地であり奴隷だった漢民族満州王朝の版図をそっくり継承するというのだ。彼らは満州族との結婚も許されない、植民地の民だ。大英帝国で言えばインドみたいなところに、戦後、オレこそ旧英連邦の跡取りだ、英国もオレの支配下にあると言い出すようなものだ。
 そんな大風呂敷も当時の白人国家(特に米国)には都合が良かった。ポーツマス条約で日本が『中華民族の領土一部、満州』に『核心的利益』を持っていたからだ。日本が煙たくなってきた白人国家は『孫文の嘘』を支持することで日本の満州権益に因縁をつけた。
 それが『スティムソン・ドクトリン』(1931年1月、米国務長官ヘンリー・ルイス・スティムソンによる声明)だ。『満州は清の後継国家、中華民国のもの』とした。
 このスティムソン・ドクトリンで、『満州は〝中国〟の領土ではない』という常識が、崩れてしまうことになる。ある意味では、満州を故郷とする満州民族から、故郷を取り上げてしまったことになる。
 スティムソンの間違いは、伝統的な〝中国〟と清王朝を混同してしまったことだ。おそらく中国の歴史などにまったく関係なく、ただでさえ中国に深く浸透しつつある日本が、満州事変を機に、さらなる地歩を固めてしまう、米国の中国進出にとっての危機ととらえていたのだろう。
 さらにこれを機会に、日本を国際社会で孤立させるチャンスと考えた。
 その米国の作戦は、成功し、日本は他国を勝手に侵略した不戦条約違反とされ、国際連盟からも脱退しました。ちなみにフーバー政権の国務長官だったスティムソンは、次のルーズベルト政権でも陸軍長官として対日戦略に当たり、日本に原爆を投下することを決めた男だ。
 台湾をはじめ、民族浄化が進められているチベットウイグル内モンゴルを含め、すべて『一つの中国』であるという主張の始まりは、このスティムソンにある。
 そのおかげで、日本は侵略国家にされ、日本が後見した満州人の政権、満州国は傀儡政権に降格された。一方、漢民族は棚ぼたで長城の内外を領有する大国家にまで成り上がった。
 日本を孤立させるための一時の便法は戦後も生き残り、アジア地図を大幅に書き換え、目下の中共政権はエベレストまで領土に取り込む大国に変容した。
 習近平は大国の主席として威張りたい。でも、スティムソン・ドクトリンのまやかしは再吟味されたくない。だから、日本は永久に侵略国家のままにしたい。一方で、ウイグル大虐殺が問題視されるのも困る。品もモラルもない〝阿Q〟のような奴隷民族が大国として振る舞う難しさ。過去を洗われたくない後ろめたさ。それが今の中国の大いなる業(ごう)を生んでいる。
 そんな業つき中国はどこへ行くのか。中国には伝統も格式も歴史もないが、そのため、何をしでかすか、わからない恐ろしさも秘めている。
 岸田は中国に対してハッキリ物申せず、むしろ顔色を窺(うかが)うような言説ばかりしている。中国はまともに付き合うべき相手ではない。断交する覚悟をもて!」
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中国への断交宣言 (変見自在セレクション)
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 仁徳天皇「私はすっかり富んだ。民が 貧しければ私も貧しい。民が豊なら私も豊ななのだ」(かまどの逸話)
 天皇の意思は「大御心(おおみこころ)」で、民は「大御宝(おおみたから)」として、天皇日本民族は信頼という硬い絆で結ばれていた。 
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 紛れもなき日本民族日本人の切なる願いはただ一つ、数万年前・数千年前の祖先と数千年後・数万年後の子孫の為に、民族中心神話所縁の正統性世襲男系父系天皇制度と神の裔である現皇室の天皇・皇族を守り残す事のみであった。
 日本民族日本人が天皇に向ける畏敬・敬愛・親愛は、情緒、情愛よりも強く深く濃い「情念」である。
 ゆえに、日本民族日本人は天皇・皇族・皇室、国體=天皇制度を守る為ならば死を厭わず、武器を取って戦った。
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 皇室の血族優先(ネポティズム)は、血縁・地縁による依怙ひいき、縁故、身びいきとは違う。
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 中国・朝鮮は、公・忠より私・孝を優先する一族・家族中心の宗族主義で、公然と賄賂による不正が蔓延る依怙ひいき、縁故、身びいきである。
 楊逸「王朝時代の中国は、『家国』意識が強かった。漢王朝は『劉家天下』、唐王朝は『李家天下』と、国土と人民も皇帝家の『私有物』という考え方でした。」
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 歴史的事実として、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、宮家・皇族が訪問してはいけない、足を踏み入れてはいけない国は中国共産党政府、ロシア、韓国・北朝鮮である。
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 日本国内、各方面に親中国派・媚中派が数多く存在し、彼らは口には出さないが人命・人権・人道より利益、金儲け、利権を優先している。
 彼らは言う「友人の嫌がる事はしない」と、日本国・日本企業・日本人に被害がでても見て見ぬ振りでやり過ごしている。
 彼らが多いのは、政治家や官僚そして法律家・弁護士ではなくメディア関係者や学者・教育者である。
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