🚣3〕─1─激流の黒潮は10万年前から台湾、与那国島、沖縄、奄美大島、日本列島ヘと流れていた。〜No.11No.12No.13 

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 縄文人の祖先である南方系海洋民は、3万年前に手漕ぎ丸木舟で台湾から沖縄を経て日本列島に渡っていった。
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 2020年12月4日 MicrosoftNews 時事通信社「沖縄目指し台湾から航海か=3万年前の人類―国立科学博物館
 旧石器時代の人類が約3万年前、大陸と地続きだった台湾から沖縄の島々に渡った謎の解明に取り組んでいる国立科学博物館などの研究チームは、偶然漂着した可能性は低く、移住するつもりで舟で航海したと考えられると発表した。論文は3日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。
 同博物館の人類史研究グループ長を務めた海部陽介東京大教授らは、台湾大海洋研究所とともに台湾やフィリピン北部から過去約30年間に流された138個の海洋観測ブイの漂流ルートを解析した。その結果、大半は黒潮に乗って北方へ流され、沖縄や奄美の島々から20キロ圏内まで接近したブイは4個しかなかった。このブイは位置や水温などを衛星通信で送る機能がある。
 黒潮は台湾と与那国島の間を通り、沖縄や奄美の北側を九州南部沖に向かっており、この流れは過去10万年以上変わっていない。研究チームが2016年から昨年まで行った航海実験では、草を束ねた舟や竹のいかだは遅く、黒潮を越えるのは困難だが、速い丸木舟なら越えることができた。
 台湾の高い山からは与那国島が見える。海部教授は「男女10人以上の集団が複数の舟で航海したのではないか」と話している。」 
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