- 作者:伊藤 智永
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
朝鮮に於ける新たな反日運動が起き始めた。
朝鮮人テロリストは、日本や朝鮮で活動を活発化させ始め、キリスト教の神に誓って暗殺する標的は昭和天皇であった。
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1926年 朝鮮総督府は、慢性的な食糧不足を解消する為に、朝鮮産米増産計画を実施した。コメの生産高は、急増し、李氏朝鮮時代の様な餓死者は出なくなった。
同時に、近代的西洋医学を普及させて、衛生環境を改善し、疫病の流行を抑え、朝鮮人の寿命を伸ばした。
奴隷条約が成立したが、日本は締結していない。
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朝鮮で、反日的映画「アリラン」が大ヒットし、2年にわたりロングラン上映された。
同時に、主題歌の民族歌謡曲「アリラン」も大ヒットした。
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3月14日 福岡日日新聞「密航鮮人一部発見さる」
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4月11日 福岡日日新聞(夕刊)「大胆な鮮人団 帆船で密航」
4月20日 大阪朝日新聞(朝鮮版)「密航者七十余名が釜山に送還さる」
4月26日 反日感情を内に秘めていた純宗は、儒教的価値観から、西欧の近代治療を拒否し古典的漢方治療に固執して病死した。
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5月4日 福岡日日新聞(夕刊)「又も糸島に(朝鮮人)密航団」
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6月 李根殿下は、兄王・純宗の逝去により李氏朝鮮王家を継いだ。
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6月10日 六・一〇万歳事件。純宗の葬儀が行われ、全道から30万人以上が参列して遺体を見送った。
朝鮮共産党の残党は、反日的であった純宗の国葬行列を利用し、京城師範学校生徒に「大韓民国独立万歳」「日帝打倒」のビラを蒔かせて、日本への敵愾心を煽った。反日デモは、キリスト教徒の参加を得て数十万人に膨らみ、民族性ゆえに暴動化した。
反日暴動は、魂への尊厳・霊への敬虔・死者への畏敬そして死への畏怖の念という日本的な「自死の精神」を持たないだけに、韓国併合に調印した一進会の李完用などの親日派の墓を暴きその遺骸を路上に放り出し、蹴り唾を吐きかけて辱めた。こうした死者への侮辱行為は、朝鮮だけではなく、中国など儒教圏では常識となっていた。
孔子は、老子と違って、「恩には恩で報い、暴には暴で報い、君子たる者は恨に恩で報いるべきではない」と説いている。それが、儒教の正論である。
総督府は、反日派が三・一万歳運動の再現を狙っているという情報を得るや、約1万人の憲兵と警察官を出動させて実力で暴動を鎮圧した。内偵によって、第二次共産党幹部ら260人を検挙した。
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10月 幣原喜重郎外相は、対中国内政不干渉と中国権益の擁護を公式に発表した。
信仰の為に闘う一部の勇気あるキリスト教宣教師は、天皇と皇族の改宗を諦めて、独立派朝鮮人や日本人共産主義者・無政府主義者らによる裕仁皇太子暗殺計画や日本転覆の爆弾テロを、直接的間接的に支援した。
普遍宗教のキリスト教会は、現人神である天皇の歴史的民族的神格を否定し、世界とアジアの平和を取り戻す為に天皇制ファシズムを破壊するべく活動していた。
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11月 イギリスは、共産主義の上海租界浸透を防ぐ為に2万人の軍隊を派遣する事を決定した。
蒋介石は、イギリスの国際金融資本からの経済的支援を受けるべく、共産主義者による反英運動を鎮圧するように命じた。
都市労働者も、反英運動は経済を停滞させ、生活を苦しめるだけであるとして、共産党員の隠れ家を警察に通報して弾圧に協力した。
中国共産党は、コミンテルンの指示に従って活動拠点を農村部に移し、人民の共感が得られ易い反日運動に一本化して国民党を揺さぶる事にした。ソ連人工作員の助言を受け入れて、各地で貧農や小作人らを集めて農民協会を組織し、国民党の支持基盤である地主や富農を攻撃する様に命じた。
地元警察や軍隊は、大量の血を流して共産主義勢力を鎮圧し、逮捕した共産党員と小作人や貧農を公開で猟奇的に処刑した。中国の処刑方法は、世界に類のない程の残虐のものが大半であった。そして、中国人は残虐な公開処刑を娯楽として見物した。
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12月 コミンテルンの指示によって日本共産党と日本労農党が再建され、全国で労働争議や農業争議が多発して、社会不安が増した。
朝鮮では、モスクワの東方大学(スターリン東方労働者共産主義大学)で共産主義の教育を受けた朝鮮人が第三次共産党を組織した。反天皇反神社のキリスト教徒朝鮮人や日本人らの協力を得て、各地で反日争議を起こし、反日破壊工作を行った。
日本と朝鮮は、共産主義運動が活発化した為に騒然とした空気に包まれた。
国民党は、漢口において元孫文の秘書ジョージ・シュセンの献策で反キリスト教週間を実施し、市民を煽って宣教師や外国人を襲わせた。キリスト教徒や外国人家庭の使用人達は、信仰や忠誠より金を優先して、暴徒の先頭に立って教会や外国人住宅で一番高価な物を奪って逃走した。宣教師や外国人達は、命からがら上海へ避難した。
孫文「外国人を追放すれば資産は全て中国人のものとなり、その恩恵は国民全体に行き渡る」
孫文と蒋介石は、反日テロ組織を抱える上海臨時政府を支援していた。
ソ連・コミンテルンは、日本人や朝鮮人のマルクス主義者に天皇制度を崩壊させる為に、天皇と皇太子の暗殺を示唆した。
12月25日 大正天皇が崩御した。
12月28日 摂政である裕仁皇太子が即位して、元号を昭和に改めた。
東拓・殖銀襲撃事件。朝鮮人テロリストは、日本人3名を射殺し、4名を負傷させ、自殺した。
総督府は、独立運動への影響が大きいとして、翌27年1月13日まで事件を隠蔽した。
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日本人共産主義者や朝鮮人テロリストは、ヒロヒト皇太子のちの昭和天皇を暗殺すべく狙っていた。
日本政府は、治安維持法で彼らを弾圧し暴力的拷問によって獄中で死亡する者がいたが、死刑はなかった。
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